フェラーリは、F1マレーシアGPの予選で、フェルナンド・アロンソが9番手、フェリペ・マッサが12番手だった。フェルナンド・アロンソ (9番手)「良い予選だった。マシンから全てを引き出せたと思うからね。Q3の唯一の走行でKERSにトラブルがあった。それで順位が犠牲になったとは思わないけど、ポールとのギャップはもっと現実的なものなっていただろう」
「雨が降った場合、正しいタイミングでピンポイントでタイヤを交換するにはかなりの運が必要だ。ほんのわずかの差で10秒くらいの差がついてしまうので、全てを正しく行うために完全に集中している必要がある。ドライレースでも、マシンとタイタのパフォーマンスを最大限に引き出すためには同じくらいの集中が必要になる。こおトラックはタイヤのデグラデーションが大きいからね。僕たちはポイントを獲得しなければならないし、それがチャンピオンシップで重要になってくる。スタートと1コーナーは難しくなるだろう。いろいろな危険をはらんでいるからね。僕たちには特に空力面でやらなければならない作業がまだたくさなんる。ここでのパフォーマンスは、オーストラリアよりもわずかに良くなっているし、それは僕たちが正しい方向に取り組んでいることを示している。でも、フロントローを争いたければ飛躍的な進歩しなければならないのは確かだ。バルセロナで新車? いいや、それは事実ではない。もちろん、マシンの開発はかなりプッシュしているし、それは当然のことだ。でも、革命的な変化ではなく、一貫性のあるやり方でだ。現時点でこのマシンは多くの問題を抱えているけど、言い方を変えれば、改善のためのマージンが大きいとも言える」フェリペ・マッサ (12番手)「もちろん12番手に満足はできないけど、今の僕たちのマシンがそこまで競争的ではないことはわかっている。Q3進出はとても難しいし、今日はその目標に近づくだけで精一杯だった。昨日、そして今日のFP3でもバランスには満足していなかったけど、予選では改善できた。なので、レースと今後のことには自信を感じたままだ。僕たちはこのF2012をどのように働かせるかをより理解し始めていると思うし、それはポジティブだ。明日は非常に厳しいレースになるだろう。タイヤデグラデーション自体を感じるだろうし、雨の恐れもあるからね。この12番手よりも良い結果を出せることを期待している。プレッシャー? それは常に最大限を尽くそうとする自分自身の意思から来るものだ。それができないときに真っ先に不満を感じるのは僕だ」関連:・F1マレーシアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション