フェラーリの2012年F1マシンの予想図をイタリアの Autosprint が公開している。同誌は、F1の技術イラストレーターであるジョルジョ・ピオラが描いた図面を紹介し、フェラーリの2012年F1マシンはサイドポットを含めたいくつかパーツが昨年の「マクラーレンに影響を受けている」と解説。フェラーリの2012年F1マシンの名称は「F12」また「F2012」になると予想されており、チーム代表ステファノ・ドメニカリのオーダーによる「かなり極端な多くの特徴を持った」マシンになる同誌は報じている。
「おそらくノーズの段差の形状を見た人々が、その後マシンを『かっこ悪い』と表現したのだろう」と同誌は伝えている。「しかし、最終バージョンは滑らかになるはずだ」また同誌は、フェラーリはクラッシュ構造の安全規約を最大限に利用するために、ウイングのような空力効果を生むサイドポットを開発していると報道。公開された図面では、10年以上の哲学を破ってレッドブルが復活されたプル・ロッド式サスペンションを採用しており、エンジンカバーにもレッドブル RB7に似た“穴”が開いている。マシンのエキゾーストは、リアウイングのメインエレメントに排気ガスを流せるように新しいレギュレーションで定められたものより高い位置になるとみられている。また同誌は、フェラーリは2月3日に発表するバージョンでは、それらの特徴を隠すだろうとしている。一方、La Gazzetta dello Sport は、2012年のフェラーリは「長く、低く、狭い」ラジエータとサイドポッドを持ち、ドライバーのシートポジションも低くなるとしている。関連:・フェラーリ、F2012を発表 - 2012年2月3日・フェラーリ F2012 - 主要諸元表
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