フェラーリは、F1アブダビGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位、フェリペ・マッサが5位だった。フェルナンド・アロンソ (2位)「今回の結果には満足している。やっと表彰台トロフィーのコレクションが揃ったよ! トップ3フィニッシュは73回しているし、ここ10年間でF1カレンダーにあった全てのサーキットの表彰台に上がることができた」
「来年はオースティンに行くし、その翌年はロシアに行く。もちろん、一番の目標は常にタイトルを獲得することだけど、常に新しいチャレンジと到達するための目標がある。それが来年の僕にとって、そしてチーム全員にとっての目標であることは明らかだ。今日はずっと優勝のために戦っていた。良いスタートが切れたし、ハミルトンのペースに匹敵することができた。1回目のピットストップはうまくいったけど、2回目のピットストップではインラップでのトラフィックと左フロントホイールの交換に問題があって数秒失ってしまった。でも、そこでレースに負けたとは思っていない。最終的に勝つのは最速のマシンだと思っている。オープニングラップは刺激的だった。スタートでは1コーナーでウェバーのアウトサイドに割り込んだ。そこにより多くのグリップがあることをわかっていたからね。ベッテルがコースオフしたのを見て、バトンのスリップストリームに入った。ちょっとリスクがあったけど、最終的に彼を追い抜くことができた。そのあとはもっと苦労すると思っていたけど、今日は期待していたよりもマシンはずっと良かったし、ミラーを見ているよりも前のマシンと戦っていることができた。バトンに起こっていたようにハミルトンにもKERSにトラブルが発生するかもしれなかったので、最後までそれができることを期待していた。タイトルを争っていないけど、それでも良いシーズンだった。僕たちはチームとしてかなり改善しているし、多くのことを学んでいる」フェリペ・マッサ (5位)「今回の5位には満足できない。ソフトタイヤを履いている間はそれなりにうまくいっていたけど、ミディアムではグリップ不足によりトラックにマシンを留めておくことに本当に苦労した。それが原因で49周目にスピンしてしまったし、ウェバーの前に留まる望みが失われてしまった。第1スティントではバトンとウェバーと戦うことができたけど、心の中でずっと最終スティントは苦戦すると考えていた。新しいフロントウイングを使えなかったことはソフトタイヤよりミディアムタイヤで走っているときにより影響があった。硬い方のタイヤではよりダウンフォース不足を感じるものだからね。これから母国の観客の応援があるブラジルに向かう。僕にとってはポジティブではなかったシーズンをうまく終える助けになってくれると確信している。たとえそれが明らかだとしても、いろいろなことに関わらず、僕は来年のためにかなりモチベーションを高めているとはっきりと述べたい。チームと一緒により競争力のあるマシンを得るために働いていくし、全てが違って見えるだろう」関連:F1アブダビGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季3勝目
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