フェラーリは、シンガポールで2012年仕様のフロントウイングをテスト。チームが今シーズンの戦いを諦めたことのはっきりとした兆候だと Marca が報じている。フェラーリはすでに2012年F1マシンの設計を進めていることを認めており、同紙によるとフロントウイング以外にもいくつかのソリューションを走らせていたという。
シンガポールには、普段はグランプリに同行しないパオロ・ベネテットが同行し、2012年パーツの写真を撮っている姿がピットレーンで目撃されている。HRTのエンジニアを務めるアントニオ・クケレラは、フェラーリがシンガポールでテストしていたフロントウイングは、レッドブル・スタイルのマシンを設計するためのもののようだと述べた。「僕たちは来シーズンのマシンの開発にリソースの100%を注ぎ込んでいる」とフェラーリのテストドライバーを務めるマルク・ジェネは El Mundo に述べた。「来年ブロウン・エキゾーストが禁止されることで、全チームのエンジニアはそれらの設計において創造力が必要になる」