フェラーリは、F1イタリアGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが3位、フェリペ・マッサが6位だった。フェルナンド・アロンソ (3位)「スクーデリアのレーススーツを着てこの素晴らしい表彰台に戻ることは常に刺激的なことだ。昨日、表彰台は手の届く範囲だと言っていた。素晴らしいスタートをする必要があるとわかっていたし、僕たちはそれをすることができた。ここ2日間にわたるエンジア達との素晴らしい準備作業のおかげでもある」
「スタートはバルセロナのように本当に魔法のような瞬間だった。でも、それが僕たちの本来のポジションではないことはわかっていたし、遅かれ早かれ抜かれるだろうこともわかっていた。それでも、セーフティカーの後ろで減速しているラップでファンが喝采しているのを見ることができたのはとても嬉しかった。ベッテルに対してやれることはなかった。彼は僕たちよりずっと速かったし、簡単に僕を追い抜いていった。状況はマクラーレン全に対しての方が良かった。ソフトではうまく防御することができたけど、ミディアムでは彼らに大きなアドバンテージがあったし、レースがもう数周続いていたら表彰台を逃していただろう。そうは言っても、今回の結果には満足している。僕たちは予選よりレースの方が良かったけど、それはシーズン序盤からの不変の要因だ。2010年のあと、ダブルを達成できれば素晴らしかっただろうけど、僕たちは冷静なままでいなければならないし、集中して僕たちの手の届く範囲にある目標を目指さなければならない。今日はそれができた。もうタイトルが終わったのは事実だけど、まだ大きなモティベーションがある。僕たちはレースに勝ちたいし、ドライバーズ選手権で到達したばかりのこのポジションを守りたい」フェリペ・マッサ (6位)「今日は表彰台を争うことができたはずなので、6位には失望することしかできない。残念ながらウェバーに起因する事故によってあまりに多くのタイムが犠牲になったし、10番手に落ちてしまった。再び上位を捕えるためにはかなり多くのドライバーを抜かなければならなかったけど、いずれにせよその時にはあまりに遅すぎた。ウェバーとの接触によるダメージはなかった。2コーナーで彼は僕のホイールにヒットして、僕をスピンさせた。僕はわずかに遅めにブレーキングをして、インサイドのラインをとっていたし、外側を回っていた彼が追い抜くことはできなかっただろう。今日、マシンはペース面で悪くなかったので本当に失望しているし、レースの最終スティントでミディアムタイヤで走っていたときでさえ、僕たちはかなり速かったし、デグラデーションも低かった。今はシーズン最後の6レースでもう少し運が向いてくれることを願っている」関連:F1イタリアGP:セバスチャン・ベッテルが今季8勝目
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