フェラーリは、F1ヨーロッパGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが1番手、フェリペ・マッサが5番手だった。フェルナンド・アロンソ (1番手)「全体的に第2のホームレースである今回のバレンシアの週末はポジティブなスタートが切れた。予定していた全てのプログラムを実施できた。このグランプリで重要な要素は初登場のミディアムタイヤだし、主にタイヤに取り組んだ」
「このようなサーキットでは、多くの走行距離を得ることでマシンの中での自信に繋がるし、限界を見いだしてパフォーマンスを改善させることができるので、多くのラップを走り込むことが重要だった。トラックの特性は僕たちのマシンに合っているけど、他と比較して僕たちがどの位置にいるかを言うにはまだ早過ぎる。過去すでに、初日にうまくいっても予選で1秒遅れというのを見てきたいるので、今日のタイムシートは考えてたくもない。FP1とFP2で多くのことを試すし、路面の変化もとても早い。このようなストリートサーキットではさらにね。なので、予測するのは本当に不可能だ。マシンのハンドリングはいいので、自信を持って予選に取り組めるし、非常に強力なライバルがいることもわかっている。今年、開幕から7戦でレッドブルが常にポールポジションを獲っているのはまぐれではないし、彼らがまだ有力候補なのは明らかだ。ここはモナコよりもオーバーテイクが簡単だろうけど、それでもグリッドポジションが重要になるだろう」フェリペ・マッサ (5番手)「良い一日だったし、今シーズンの他の金曜日よりもうまくいった。フリープラクティスの3時間を終えて理解できたことから考えると、マシンはかなり競争力があるし、2週間前のカナダで確認できたことと状況は変っていないと思う。まだ金曜日なのは事実だけど、少なくともポジティブなスタートは切れたね! タイヤはうまく機能している。プライムとオプションの両方は今週末に予想していたよりも多くのグリップがあった。2つのコンパウンド間の差が大きいのは確かだけど、カナダよりも気温が高いので、ミディアムもそれほど悪くはなかった。これから今後2日間にむけてマシンのセットアップに関して正しい決断をしていかなければならない。マシンバランスはまだ完璧ではない。例えばブレーキングではまだフロントがよくロックしている。でも、僕たちは正しい方向で作業できている。カナダでできたような予選を戦えることを期待している」関連:・F1ヨーロッパGP フリー走行2回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム・F1ヨーロッパGP フリー走行1回目:マーク・ウェバーがトップタイム
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