フェラーリは、F1フランスGP決勝レースで、フェリペ・マッサが1位、キミ・ライコネンが2位に入り、ワン・ツーフィニッシュを決めた。フェリペ・マッサは、この優勝によりドライバーズランキングのトップに躍り出た。ポールポジションからスタートしたキミ・ライコネンは、序盤から素晴らしいペースで2位を走るマッサを離したが、エキゾーストパイプが折れるというトラブルが発生し、トップを守ることができなかった。
フェリペ・マッサ (1位)「素晴らしいレースだったし、素晴らしい結果だ。この勝利は、キミがマシンとペースに問題を抱えての走行だったから、僕にもたらされた。トラックで彼を打ち負かすのは難しかったかもしれない。2位でも満足だったけど、もちろん優勝はさらに満足だ。チーム全体と僕たちのパートナー、特にシェルに感謝したい。僕はチャンピオンシップをリードしているし、素晴らしい気分だ。でも、まだそれが何も意味しないことはわかっている。タイトルを目指しているし、まだ長い道のりからね。レースの序盤はキミに着いていくのに少し苦労していた。そのあと彼のエキゾーストが壊れ、なんとか抜くことができた。第2スティントで、僕はミスをしないように状況を管理した。特にわずかに雨が落ちてきたときはね。僕たちは今回のように作業を続けなければならない。まさにチャンピオンシップの終わりまでね。」キミ・ライコネン (2位)「優勝したかったので、少し残念だ。残念なことに、半分の距離を残して右のエキゾーストパイプが壊れ、特に低速コーナーのあとのストレートでエンジンは多くのパワーを失った。数周後、状況は良くなったようだけど、レースの終わり頃は、ストップする危険があった。この種のことはレースでは起こりうることだし、僕は良い面を見なければならない。8ポイントはまだ良い数だし、1-2フィニッシュはチームにとって素晴らしい結果だ。幸運なことに、僕いはマシンのおかげで序盤かなりリードできたし、本当にコンペティティブだった。F2008は明らかに強い。たいてい、この種の問題が起きたとき、リタイアは避けられないからね。チャンピオンシップはまだ長い道のりだし、昨年のこの時期よりも良いポジションにいる。次のシリーズで何ができるか見てみよう。」