フェリペ・ナッセは、2017年のルノーのF1シートを狙っているとブラジルのメディアが報じている。先週、フェリペ・ナッセは、現在ブラジルの大統領職を代行しているテメル副大統領を公式に表敬訪問。ブラジルでは政治情勢が論争になっており、テメル副大統領を支持を表明するために訪問したわけではないとのコメントを強いられた。
「僕は支持を示すために来たわけではない。ブラジルの代表として、国の手助けをしたいという意思を示すために来たんだ」とフェリペ・ナッセは O Estado de S.Paulo に述べた。だが、O Globo は、フェリペ・ナッセがテメル副大統領に面会した際、マネジャーのスティーブ・ロバートソンとともにサンパウロの南に位置するパラナ州の政府関係者が同席していたと伝えている。パラナ州にはルノーの市販車工場があり、今回のフェリペ・ナッセの副大統領面会は単なる表敬訪問ではなかったと同誌は報じている。「ザウバーのドライバーは、ルノーに2017年シーズンに自分を雇うことを納得させるために支援を要請しにきていた」
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