フェリペ・ナッセは、2016年にむけてチーム移籍のための交渉をしているとの噂を否定した。今年、F1デビューを果たしたフェリペ・ナッセは、印象的なパフォーマンスを見せているだけでなく、ザウバーにスポンサーとしてブラジル銀行をもたらしており、今季のザウバーのマシンはブラジル銀行のコーポレートカーに塗られている。
しかし、フェリペ・ナッセは、ザウバーが2015年F1マシンの開発に手こずっていることに失望していると報じられている。フェリペ・ナッセは「状況を改善するために出来る限りチームの手助けをしたい」と UOL Esporte にコメント。「シーズンの大半でポイントを争える大きなポテンシャルがあると思う。僕は断固たる決心でここにいるし、チームと一緒に今年と将来について考えている」しかし、それはフェリペ・ナッセが、将来他のどこかに行くことついて考えていないことを意味するわけではない。例えば、バルテリ・ボッタスとニコ・ヒュルケンベルグは2016年のドライバーマーケットで鍵を握る存在となっており、彼らが動けば、ウィリアムズ、もしくはフォース・インディアに空席ができることになる。「僕に関して言えば、まだに何も聞いていない」とフェリペ・ナッセは主張。「もちろん、噂は常にあるものだ」「でも、僕はまだザウバーにコミットしているし、僕たちには2016年にクルマを改善するためのプランがある。作業中のたくさんのことがあるし、新しい技術責任者も雇った」とザウバーに新加入したマーク・スミスに言及した。