フェリペ・ナッセは、自身を典型的な“ペイドライバー”と見なす主張に反撃した。 フェリペ・ナッセがザウバーに起用された背景には、スポンサーのブラジル銀行(Banco do Brasil)の存在があったからだと言われており、今季のザウバーのカラーリングにはブラジル銀行のイメージカラーである青色と黄色が反映されている。
加えて、このスポンサーシップは、財政難に直面していたザウバーの存続を助けたとも言われているのだ。 しかし、フェリペ・ナッセは、今季のルーキーの中でも活躍しており、すでに多くのポイントを獲得してチームのコンストラクターズ選手権5位に貢献している。 「僕は何度もチャンピオンシップに勝ってきた」とフェリペ・ナッセは主張。「ペイドライバーに対する批判は誤った見解だと思う。ドライバーがスポンサーシップを持ち込むのは長年続いていることだ。アロンソだって、ベッテルだって、シューマッハでさえもね」 しかし、フェリペ・ナッセは、マノー・マルシャに次いで2番目に予算が少ないチームと言われるザウバーが、シーズンの次の段階で開発ペースについていけなくなる可能性を認める。「ロータス、トロ・ロッソ、フォース・インディア、マクラーレン、彼ら全員がくるだろう。僕たちのマシンは最初の4戦と基本的には同じだ」 ヨーロッパラウンド初戦のF1スペインGPではほとんどのチームがアップグレードを投入するが、ザウバーの広報担当は「うちの2台は空力アップデートがある。申し訳ないが、これ以上の詳細は教えられない」と Globo に述べた。
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