ファイルーズ・ファウジーが、ロータスのリザーブドライバーとしての初のF1テストを振り返った。良い初日でしたか?僕たち全員にとって難しい初日だった。素晴らしいチャレンジだったし、マシンに信頼性があることを神に感謝したい。なんとか問題なしにやり遂げることができた。僕にとっては良い一日だったし、もちろん大きなチャレンジだった。僕とチームにとって、目標はクルマでマイレージを稼いで、僕にとってはスーパーライセンステストのためにマイレージを稼ぐことだった。
パワーステリングがないという小さな問題があったので、僕にとってはチャレンジングだった。でも、それが僕の仕事の一部なので、頭を切り替えて、それに取り掛かる必要があった。高速コーナーでプッシュできんかったのでとてもタフだったけど、100%でないときにクルマをプッシュすることに意味はない。僕にとって、目標は信頼性と冷却性をみるために多くの走行を重ねることだった。これまで、クルマもチームも素晴らしい仕事をしている。られらの素晴らしい努力の賜物だ。新しいチームだけど過去にF1にいた人達がいるし、5ヶ月でマシンを組み立てて最初のテストを完了するなんて凄いことだし、偉業だと思う。パワーステアリングなしで79周をして、腕と肩はどうですか?正直に言うととても痛かったし、拷問のようだったよ。でも、集中し続けたかった。ウェットではそれほどでもないので、ウェットを祈っていたよ。ウェットではドライと比べて力が少なくて済んだ。ドライのときはグリップが増して、トラックにラバーが乗って、速くなって、タイヤの接地面が多くなるとステアリングは重くなる。ウェットではGP2より少し重かったけど、それでもドライブすることはできた。ドライでは対処するのが難しかった。今は終えられて嬉しいと。今夜パワーステアリングが付くので、明日様子をみられると思う。パワーステアリングは準備できなかったのですか?準備はできていたけど、サプライヤーからここに到着する時間がなかったんだ。少なくともヘイキはマシンをドライブするので、彼が慣れているパワーステアリングを働いているか確かめることができるだろう。バルセロナでのテストが待っているけど、たぶん最も体力にいるトラックのひとつなので、そこでどうなるか様子をみてみるつもりだ。変わりやすいコンディションでマシンを感覚を得るのは難しかったですか?マシンはとても印象的だった。ポテンシャルは高い。パワーステアリングがなかったのは少し不運だった。もしあったら、少なくとももう3〜4秒は導き出せていただろう。マシンはとてもバランスがいいと思うし、僕たちは前進したと思う。僕もとても進歩したし、75%でドライブしていた。プッシュはしなかった。パワーステアリングがなければ意味はないし、多くのラップをしなければならなかったので、うまくエネルギーをコントロールしていたよ。変わりやすい天候によって、インターミディエイト、ウェット、スリックタイヤを試すことができた。タイヤを理解するには良い経験だったと思う。特に狭くなったフロントはね。有益だったし、役に立つ多くのデータが得られたので、チームはとても喜んでいたよ。チームの雰囲気はいかがでしたか?家族の一員のようだ。やりたいことを成し遂げたければ、家族のように働く必要がある。チームはとても冷静だし、とてもクールだ。みんなが何をすればいいか知っているし、自分達の仕事に専念している。それがクルマに表れていると思う。今朝はとても感動的だったし、まったく故障する気配はなかった。少し問題が生じると思っていたけど、これまではないし、シェイクダウンでわかったことを改善する方法がわかっている。個人的にはどうでしたか?F1ドライバーとして初の本格的な一日でしたね?信じられないよ。良い経験だった。ずっとミハエルとレースをしたかったし、彼は子供のことから僕のアイドルだった。凄いことだよ。僕は経験がないのが残念だし、僕には良識があるので、ミスを犯したくなかった。マシンが100%のときにプッシュしなければならない。チームは出来る限り多くのことを得ることを望んでいるし、多くの周回を重ねて、200kmを得ることを望んでいる。シューマッハは僕のアイドルだし、もうすぐ僕のライバルになる。経験豊富な人やルイスのようなワールドチャンピオン、マッサとレースをすることは楽しいし、彼らと同じ時間にいるなんて驚くべきことだ。ミハエルについていこうとしたし、ターン2までは非常に接近していた。ターン3で僕にはパワーステアリングがなかったので「これが全てです」って言ったよ。今は、僕たちは前進を始めることができるし、バルセロナでは実際のレースプログラムに移行するつもりだ。2つの新チームであるヴァージンとの間にはライバル心はありますか?もちろん、ヴァージンだけでなく、全ての新チームで一番になりたいと思っている。最初のシーズンで一番の新チームになることを狙っている氏、中団を打ち負かすことができれば、僕たちにとってはボーナスであり偉業だ。現実的になる必要があるけど、今年のレギュレーションによってどんなことも可能だと思う。給油禁止によってタイヤマネジメントが重要になるし、ドライバーがどのようにタイヤとドライビングスタイルに対処するかが重要になる。今年は全てのドライバーにとって素晴らしいチャレンジになると思う。GP2や他のシリーズから来たドライバーによってF1の新時代みたいだ。今年はこれまでより多くの観客をみることになると思う。ミハエルのファンやロータスのファンをね。僕たちは伝承を続けたいし、勝つためにここにいる。でも、勝つためにはプログラムを完了する必要があるし、それには時間がかかる。故障なしに働いて、早くプロセスを成し遂げたい。