ホンダの育成ドライバーである牧野任祐は、日曜日のレースで手首を負傷し、少なくともヨーロッパF3選手権の今後2戦を欠場する見込みとなった。牧野任祐は、ノリスリンクでの最終レースで13番手を争うハリソン・ニューウェイにオーバーテイクを仕掛けて接触。事故は小規模なものだったが、牧野任祐は手首にプレートを埋め込む手術が必要となり、親指と手にも負傷を負った。
牧野任祐が所属するハイテックGPのスポーティングディレクターを務めるオリバー・オークスは、全治8~10週間の怪我であるとし、スパとザントフォールトでのレースを欠場することになると Autosport にコメント。復帰戦は9月上旬のニュルブルクリンクになることを期待していると語った。「ニュルブルクリンクには間に合うと思われるが、我々は週ごとに彼の回復をモニターしていかなければならない」とオリバー・オークスはコメント。「今週、彼は手術を受け、その後、チームのフィジオとリハビリを行っていく」オリバー・オークスは、ハイテックGPとして現時点で牧野任祐の代役を起用する計画はないと付け加えた。「チーム全体がタダの速やかな回復を祈っており、ノリスリンク・サーキットの医療スタッフに感謝している」牧野任祐には、次戦での3グリッド降格ペナルティと1ポイントのペナルティポイントが科せられた。5ラウンド15戦を終えた段階で牧野任祐は10ポイントの獲得でランキング17位。