今季スーパーフォーミュラに参戦するアルテム・マルケロフが、インディ500に参戦するジョーダン・キングの代役として来週末のF2モナコ大会にMPモータースポーツから1戦限りの参戦をすることが決定した。元ルノーF1の育成ドライバーであるアルテム・マルケロフは、シリーズがGP2と呼ばれた2014年から2018年までF2に参戦。2017年には現フェラーリのシャルル・ルクレールに次ぐ2位でシーズンを終えている。
ジョーダン・キングは、今年のF2でランキング8位に位置しているが、佐藤琢磨が所属するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディ500に参戦するため日程が重なるモナコ大会は欠場する。アルテム・マルケロフは、UOMO SUNOCO TEAM LEMANSからスーパーフォーミュラに参戦を開幕戦を10位でフィニッシュ。今季はスーパーフォーミュラに焦点を置いているため、F2への復帰は1戦限りであることを確認した。「モナコにMPモータスポーツから参戦できることをとても嬉しく思う」とアルテム・マルケロフはコメント。「モナコは特別な場所だし、F2に1戦限りの復帰を果たすのにこれ以上の機会は考えられない」「たくさんの旧友に会えるのを楽しみにしている。そして、もちろん、ジョーダンがインディ500で勝つために頑張ってくれることを願っている」MPモータースポーツのチーム代表を務めるサンダー・ドーズマンは「モナコでジョーダンのクルマに乗る男としてアルテムより速い男は考えられない」とコメント。「週末にジョーダンを失うのは残念だが、アルテムは相応しい代役だ。我々にとって重要な週末に彼と仕事をするのを楽しみにしているし、彼がモナコで素晴らしい結果で我々を助けてくれることを期待している」
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