ショーン・ゲラエルが、2019年もプレマ・レーシングからF2に参戦することが発表された。インドネシア出身のショーン・ゲラエル(22歳)は、2012年にシングルシーターのキャリアを開始。2013年にF3に参戦した後、2015年にフォーミュラ・ルノー3.5を経て、GP2(現F2)に参戦。今年はプレマからF2に参戦し、ランキング15位で終えている。
また、トロロッソ・ホンダのテストドライバーを務め、F1テストに参加するとともに、アメリカGPではフリー走行1回目に出走。ショーン・ゲラエルの父リカルド・ゲラエルは、ケンタッキーフライドチキンのインドネシア法人であるKFCジャゴニャ・アヤムの代表を務めている大富豪として知られている。F2での4年目のフルシーズンとなる2018年、ショーン・ゲラエルはプレマでヨーロッパF3チャンピオンのミック・シューマッハとチームを組む。「今シーズンはアップダウンがあったけど、僕たちが得たすべての経験に感謝したい。シーズンのスタートは強かったけど、中盤以降はちょっと停滞気味になってしまった。でも、僕たちは何が間違っていたか、何を良くする必要があるかをわかっているし、やりのこした仕事がかなりたくさんある」とショーン・ゲラエルはコメント。「来年、さらに良い仕事をするためにチームが僕を信頼してくれたことを嬉しく思う。関係する全員に感謝しちあ。来年、プレマがチャンピオンシップを獲得するために必要なものは揃っているし、正しい仕事をしてくつもりだ!」プレマ・レーシングのチームプリンシパルを務めるレネ・ロシンは「新シーズンに向けてショーンとの仕事を継続できることを嬉しく思っている。彼は2018年に有望な成績を残したし、彼の献身はチームにとって本当に貴重な資産であることも示した」とコメント。「彼は我々がF2プログラムを開始して以来、2シーズン目を過ごす最初のドライバーだ。そのダイナミクスを理解するのは興味深いだろう。結果だけでなく、そのメリットを得られると確信している。ショーンが真のポテンシャルを発揮する手助けをしたいと思っているし、2019年のスタートが待ち切れない」