福住仁嶺が、18位で終えたフォーミュラ2の開幕戦レース1を振り返った。午後1時10分にフォーメーションラップがスタート。しかし、スタート直前にストールしたマシンが出たため、エクストラフォーメーションラップが追加される。7番グリッドから好スタートを切った福住仁嶺は、ターン1を4番手で通過。
その後、タイヤマネージメントでペースをセーブした福住仁嶺は6番手にポジションを下げる。15周が終わり、福住はタイヤ交換のためにピットイン。しかし、マシンにトラブルを抱えた福住は、次周に再びピットに戻りました。これにより大きくポジションを落とし、17番手でチェッカーを受けましたが、ピットロードでのスピードオーバーによりペナルティーを科され18位でレースを終えた。「(F2での)レースは初めてなので少し不安はありましたが、いいスタートを切れたと思います。どれくらいのペースで行くかは探り探りだったので、抜かれもしましたが、でも勝負は最後の5周ぐらいだと思っていたので、我慢してタイヤをいたわりながら走り続けました」と福住仁嶺はコメント。「タイヤ交換のタイミングを待っていたら、『あと2~3周行け』という指示があり、結構きつかったのですが、そのまま走り続けました。そしたら突然、リアのトラクションがなくなって、ブレーキも効かなくなりました。最初はパンクかと思っていたらDRSのトラブルで、DRSが開いたままになってしまいました。とにかくそれが、すべてでしたね。タイヤを交換して出て行ったら、DRSが開いたままだと言われて、緊急ピットインしました。直すのに、結構時間がかかり、その後はDRSを使わずに走りました」「スタートもよく、ペースも悪くなかったので、トラブルがなければポジションは守れたと思います。もったいなかったです」