F1史上初の合同カラーリング発表イベントは大きな需要により45分で完売した。F1は、購入できなかったファンに転売ウェブサイトで購入したパスを使用して入場することはできないと警告した。2月18日にロンドンのO2アリーナで開催される第1回イベントでは、全10チームが2025年シーズンに向けた新しいカラーリングを披露することになる。
F1の75周年を記念するこのイベントには全20名のドライバーとチーム代表者が参加し、3月16日に開幕するオーストラリアグランプリのグリッドがどのような顔ぶれになるのか、ファンに初めてお披露目される。チケットは金曜日の朝に発売され、わずか45分で完売となった。イベントの定員を大幅に上回る需要があったためだ。58ポンドから113ポンドの価格帯に予約手数料が加わるという価格設定にもかかわらず、チケット販売開始の何時間も前からオンラインで待機するファンもいた。しかし、このような注目度の高い公開イベントではよくあることだが、多数のチケットが複数の転売ウェブサイトで法外な価格で販売され始め、中には1000ポンド以上の値がつけられているものもあった。しかし、F1は、外部から持ち込まれたチケットは入場不可となるため、そうしたチケットを購入する誘惑に負けないよう人々に呼びかけている。また転売市場に出回っているチケットの一部は存在しない座席のものであることが判明したという。「非公式な転売サイトに、O2で行なわれるシーズン ローンチ イベントのチケットがいくつか出品されていることは認識している」とF1の声明には書かれている。「これは販売条件に違反しており、非公式な転売プラットフォームを通じて購入されたチケットは入場に有効ではないことを確認できる」「O2と協力し、多数の出品が詐欺であることも確認している。ファンの皆様には、theo2.co.ukまたはAXS公式再販を通じてのみチケットを購入することをお勧めする」最近人気のイベントとは異なり、F175とラベル付けされたこの没入型イブニングのチケットはダイナミックプライシングの対象とはならず、第三者の企業を通じてチケットを法外な価格で転売することは違法ではないが、F1とThe O2の姿勢は転売を思いとどまらせるはずである。