F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、F1エンジンの開発が凍結される可能性があることを認める。2021年にF1レギュレーションは大幅に変更されるが、ハイブリッド“パワーユニット”は変更されない。ルノーのF1チーム代表を務めるシリル・アビテブールは「2021年にどうなるかは正確にわかっている」と語る。
「しかし、燃料、バイオ燃料、凍結、部分凍結、プログレッシブ凍結、完全凍結はどうだろう? 我々の意見では、そういった側面にも対処する必要がある」“凍結”に関しては、環境に優しいハイブリッド側を除いて、エンジンのさらなる開発を禁止する可能性が報じられている。「2つのハードルがある」とF1のスポーティングディレクターのロス・ブラウンは Auto Motor und Sport に語る。「1つはメーカーが同意するのは4社のエンジンがほぼ同じレベルになった場合のみということだ」「もう1つの問題は燃料だ。我々はカーボンニュートラル燃料を促進したいと考えている。だが、そのためにはエンジンを段階的に凍結する必要があるかもしれない」「おそらくそれはメーカーがキャッチアップするための開発、あるいは新しい燃料にエンジンを対応させるための開発を認めるトークンシステムのようなものかもしれない」
全文を読む