F1は10月31日(金)、2021年に導入する新しいF1レギュレーション(技術規則および競技規則)がFIA 世界モータースポーツ評議会で承認されたことを発表。2021年のF1マシンの画像を公開した。2021年のF1マシンは地上最速マシンを求めてつつ、F1は地上最高のレースを追求。これまでとは完全に異なるダウンフォース発生メソッドであるグラウンドエフェクトが導入される。
F1には1970年代後半~1980年代初頭にかけてグラウンドエフェクトが流行した過去がある。しかし、スピードの向上による危険性増加に歯止めをかけるためにこのテクノロジーは禁止され、フラットボトムが導入された。新たなグラウンドエフェクトはベンチュリ構造のトンネルに流した空気を現行マシンより高い位置のディフューザーに向けて送る。ホイールカバーやハブなどその他の整流エレメントと連携し、前走マシンが生み出す気流がより細くより高く排出されるため、後走マシンは乱れていない気流の中で接近できるようになる。2021年のF1マシンには、抜本的なボディデザイン、シンプルなフロントウィング、より大きなリアウィング、アンダーボディエアロダイナミクスの向上、ホイールウェイクコントロールデバイス、シンプルなサスペンション、18インチリムのロープロファイルタイヤなど、抜本的な新しいデザイン哲学と印象的な新しい外観が与えられる。関連:・2021年 F1レギュレーション解説 (5)週末フォーマットの変更・2021年 F1レギュレーション解説 (4)コスト上限の導入・2021年 F1レギュレーション解説 (3)開発の制限と標準パーツ化・2021年 F1レギュレーション解説 (2)接戦バトルを可能にする空力変更・2021年 F1レギュレーション解説 (1)F1マシンのルックスの変化・2021年F1マシン | 画像ギャラリー・F1 | 2021年の新レギュレーションを承認&F1マシンを公開
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