2021年F1マシンは、オーバーテイクを根本的に見直し、グラウンドエフェクトカーとして生まれ変わることになるようだ。F1のオーナーであるリバティ・メディアとFIA(国際自動車連盟)は、3月26日(火)にロンドンで会議が開催し、F1チームやプロモーターに2021年の競技面、ガバナンスと財政面についての提案を発表した。
ロンドンでの会議後に詳細について箝口令が敷かれたようだが、2021年F1マシンの技術的な詳細がリークされた。 Auto Motor und Sport は、『India』というコードネームが与えられたコンセプトカーがザウバーの風洞で開発されたと報じている。2021年F1マシンは、先行マシンに追従できるように乱気流の発生を抑えることに主眼が置かれており、追従しても80%のダウンフォースを発揮できるという(現在は30%)。フロントウイングはノーズから吊り下げられるのではなく、ノーズ自体に接続され、バージボードは取り外され、2チャンネルの“グラウンドエフェクト”フロアを備えている。しかし、重量は現状よりも重くなり、いくつか標準化されたコンポーネントが使用されるようになるという。また、オーバーテイクを促進するためのデバイスであるDRS(Drag Reduction System)は2021年以降も存続することになるようだ。F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは「DRSをポケットに入れたままになると思う」とコメント。「DRSが必要のない地点までマシンを開発することが私の望みだが、近い将来にそれが起こることはないだろう」2021年のレギュレーションは6月に完成する必要があり、コンコルド協定もまたすべての面で合意されているわけではないので、今後は非常に厳しい時期に突入することになる。デンバーク紙 BT の特派員を務めるピーター・ニガールトは「新しいレギュレーションはしばらく前に整っているべきだった」と語る。箝口令が敷かれる前、ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、交渉は11時間で及んだと明かした。「我々はできる限り早くに解決策を見つける必要がある。なぜなら、2021年に我々が何をするかをわかっていなければ、ビジネスを運用することができないからだ」とギュンター・シュタイナーは語った。
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