FIAは、2018年にF1マシンへの導入を目指しているコックピット保護デバイス“シールド”のデザインを公開。F1イギリスGPのフリー走行1回目にフェラーリがテストすることを発表した。F1は2018年に何らかの頭部保護システムの導入を検討しており、昨年は“ハロー”、そして、レッドブルが発案した“エアロスクリーン”がテストされた。
だが、どちらも導入には至っておらず、今年のF1中国GPでは、金曜日のブリーフィングでドライバーに“シールド”と呼ばれる新たなキャノピー型のソリューションが披露された。F1イギリスGPのフリー走行1回目では、“シールド”が初めてF1マシンに搭載される。フェラーリがテストを実施し、視認性を含めた最初のフィードバックを与えることになっている。その後、F1イタリアGPのフリー走行で他チームがさらにテストを実施する予定となっている。シールドは“ドライバーの前方視界を制限することなく、デブリからの重要な保護を提供する”ことを目的としている。
全文を読む