今年、F1を悩ませているエンジン音の問題のための解決策のひとつとしてメガホン側の排気管が提案されている。このニュースは、現在F1にエンジンを供給する3つのメーカーのひとつであるメルセデスのトト・ヴォルフが明らかにしたもの。フェラーリ、ルノーとともにエンジンを製造しているメルセデスは、今年論争となっている新しい1.6リッター V6ターボエンジンのサウンドを大きくする方法を調べている。
メルセデスのドライバーを務めるニコ・ロズベルグは、今月後半のモナコGP前に解決策が見つかるだろうとほのめかした。「僕たちはまもなくモナコを迎える。そこえは異なるサウンドが聞けると思う」とニコ・ロズベルグはDTM開幕戦のために訪問したホッケンハイムで述べた。「ノイズはショーの一部なので、僕たちはそれに取り組むことが重要だと思う」先週、バーニー・エクレストンとFIA会長ジャン・トッドを含めた全11チームの代表が参加した会議がロンドンで開かれた。主要な議論はコスト削減だったが、そこではノイズについても議論された。「我々は可能性のあるソニューションについて議論した。我々メルセデスもアプローチを持っており、提案した」とトト・ヴォルフは Speed Week にコメント。トト・ヴォルフは、来週のF1スペインGP後に実施されるテストで提案されたいくつかのソリューションがテストされると述べた。「我々はエキゾーストシステムに関してかなり複雑な解釈を持っている」とトト・ヴォルフは述べた。「その1つには単純にその出口を広げる“メガホン”のようなものがある」「F1にとってやるべきことかはわからない。それでも、我々は提案とアプローチを持っていくし、バルセロナで見ることができるだろう」
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