F1は、今年のマシンに見られる“醜い”段差ノーズを2013年から防ぐことになりそうだ。今年、FIAが安全性を考慮してノーズ高を低く制限したことで、2012年の大半のF1マシンはそれに対応するための妥協策として醜い段差が設けられている。これは、レッドブルのデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイが採用したシャシー下のデザイン哲学の結果ともいえる。
レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、2012年マシンの見た目は「そんなにカッコよくない」と認め、「来年のマシンでは段差はなくなるだろう」と Sun に語った。元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーは、現在のソリューションは「酷い」と Servus TV に述べ、「来年には解決すると思う」と語った。ニック・ハイドフェルドも「そうだね、あのような大きな段差がないようにFIAが来年いくつか変更を施すと確信している」とコメント。「一方で、数年前にリアとフロントウイングが変更になったときに似ている。慣れてしまえば、それほど悪くなく見えてしまうものだ」「もちろん、もっといつだってカッコいい方がいいけどね」