かつてF1には不向きと考えられていたアゼルバイジャンが、2016年のF1グランプリ開催に向けて進んでいる。バーニー・エクレストンは、石油が豊富な元ソビエト連邦のアゼルバイジャンの首都バクーでの市街地レースの契約を結んでおり、レースが開催されるのかという質問に「ああ、もちろん」と主張した。
「素晴らしいものになるだろう。世間はここが気に入るだろう」市街地レイアウトに関して、F1サーキットの設計者ヘルマン・ティルケは、ヨーロッパ競技大会が終了したので、建設の準備ができていると述べた。ヘルマン・ティルケは 「もちろん大会中に市内に大規模な工事現場があるのは望ましくなかった」とSports Business Global にコメント。「バクー・ヨーロッパ・グランプリ」と称される初のF1レースは、2016年年7月中旬に開催される予定である。ヘルマン・ティルケは「ちょっと変わったことをしている。旧市街の周りにトラックをめぐらせている。素晴らしいものになるだろう」と述べた。また、アゼルバイジャンのスポーツ担当は、政府は“アゼルバイジャンのF1チーム”あるいは既存F1チームの“スポンサーシップ”を喜んで支援すると述べており、アゼルバイジャンはレース開催だけでは満足しないのかもしれない。
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