F1ヨーロッパGPを開催するバレンシアのレース主催者は、F1スペインGPを開催するバルセロナと交互開催することでF1カレンダーにおけるスペインの立場を保護するという提案を拒否したと報じられている。昨年、バーニー・エクレストンは、現在スペインで開催されている2つのレースが、将来的に年間1戦を交互に開催することになるだろうと認めていた。
しかし、今週になり、バレンシア市街地サーキットと常設サーキットのシルクイート・デ・カタルーニャともに、欧州の経済危機のさなかでそれぞれの自治体の支援を失い、元にF1カレンダーから脱落する可能性が浮上した。カタルーニャ政府のフランチェスコ・オムスは10日、バレンシアとの交互開催のアイデアは昨年4月にも浮上したが、その提案はバレンシアによって却下されと Marca に述べた。だが、フランチェスコ・オムスは、今年4月中旬にバルセロナで開催されるF1スペインGPは安泰だと保証した。