エステバン・オコンは、2023年F1第22戦ラスベガスGPの決勝を4位でフィニッシュ。16番グリッドからの挽回は「素晴らしい気分」だと称した。金曜日の夜、オコンは予選でQ1敗退を喫し、ラスベガス・ストリップ・サーキットのグリッド16番手に沈んでいた。
しかし、デッドプールにインスパイアされたヘルメットを着用したオコンは1周目のカオスを避け、オープニングラップで8番手に浮上。レースを通して力強いペースを見せ、終盤までに4位に浮上した。「素晴らしい気分だよ!」とオコンは語った。「生き返った。昨日はケガをしていたけれど、今日はデッドプールのヘルメットのヒーリングパワーが違いを生んでくれた!確かにクレイジーなレースだった。グレイニングや全員が抱えていたデグラデーションを避けて、16番手から4位まで挽回することができた。とにかく最高の気分だ」レース当日、どのようにしてすべてをうまくやり遂げたのかと尋ねられたオコンは「信じることを止めないこと。今週末は僕らにとってとても強い週末だとわかっていた。今週末はタイヤにとても強かった」と答えた。「残念ながら、昨日のようなことが起きてしまった。このトラックはオーバーテイクにとても適しているから、僕たちは直線で自分たちのペースを発揮して追い抜くことができると思っていたし、それを実現できた。だから、チームをとても誇りに思う。この週末にチームがやってきたことは、予選でも決勝でも並外れたものだった。僕たちは自分たちを誇りに思うことができる」「シンガポールから5~6レース、僕たちにとって運に恵まれなかった」とオコンは付け加え、ラスベガスではそれまでの8戦(11ポイント)よりも多い12ポイントを獲得した。「今日はようやく状況が好転して、素晴らしい結果を出すことができた。この調子でシーズン終了まで頑張って、アブダビで最高の形でフィニッシュしたい。それができれば良いシーズンの締めくくりになるだろう」エステバン・オコン「ポイント圏外から4位でフィニッシュするとは、ラスベガスの夜はなんということだろう! この素晴らしいリザルトと挽回を成し遂げたチームに心からおめでとうと言いたい。スタートはカオスと化していたけど、何とかクリーンな状態をキープして1周目に8つポジションを上げることができた。その後は我慢強く、クリーンなレースを展開する必要があったし、タイヤマネジメントがカギとなった。途中、何度かオーバーテイクもできたし、この素晴らしい会場で4位を獲得できたことは、特に予選後の気持ちを考えれば、本当に素晴らしい結果だ。来週はアブダビでもう1レースあるので、この勢いをシーズン最終戦につなげたい」