エステバン・オコンは、アルピーヌF1チームがパルクフェルメコンディションからマシンを撤退させたため、F1アゼルバイジャンGPではピットレーンからのスタートとなる。オコンは金曜日の予選で12位、土曜日のスプリントシュートアウトで13位となったが、土曜日のスプリントレースと日曜日のグランプリの両方をピットレーンからスタートすることになった。
F1のレギュレーションでは、マシンのセットアップは予選前にフィックスされるため、パルクフェルメから撤退すると、スプリントとグランプリの両方でピットレーンからのスタートが義務づけられる。アルピーヌにとっては、この週末で最も困難な事態となった。オコンのチームメイトであるアルピーヌのピエール・ガスリーは、プラクティスでエンジントラブルに見舞われ、予選でクラッシュして決勝での最後列スタートが決定。さらにガスリーはSQ1で排気ガスが漏れて走行が中断され、再び最後列グリッドとなった。