エステバン・オコンは、マノーでのF1レースデビューに“準備は万全”だと意気込みをみせている。マノーは10日(火)、リオ・ハリアントに代えて、F1ベルギーGPからエステバン・オコンを起用することを発表。フランス出身のエステバン・オコン(19歳)は、2014年にヨーロッパF3で現レッドブルのマックス・フェルスタッペンを倒してチャンピオンを獲得。
その活躍が認められてメルセデスの支援を勝ち取り、2015年のテスト兼リザーブドライバーを経て、今はメルセデスからDTMに参戦。その活動と並行いて、F1ではルノーにレンタル移籍という形でテスト兼開発ドライバーを務め、金曜フリー走行に4度の出走を果たしている。エステバン・オコンは「今月末にマノー・レーシングでグランプリデビューできることに興奮している」とコメント。「あらゆるサーキットのなかでスパでデビューできる。ホームレースの次に嬉しいことだ」「今年リザーブドライバーとして重ねてきた経験のおかげで、この刺激的なステップアップへの準備はできている」「この話を実現するようにはからってくれたルノー・スポールF1チームとメルセデス・ベンツ、そして、チャンスを与えてくれたマノー・レーシングに感謝している」「僕はこのチャンスを両手で掴んだ。もうマノー・テクニカル・センターへ行ってシート合わせをして、これまでに会っていなかったチームの人たちに会った」「夏休み明けにアクセルを全開にする準備はできている。今年、彼らは素晴らしい仕事をしているし、彼らが築いたものからさらに進んでいく手助けができることに興奮している。待ち切れないよ!」