エステバン・グティエレスは、当然、自分がレースをしたいと考えていたものの、新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスの代役としてレーシング・ポイントF1から選ばれたニコ・ヒュルケンベルグにエールを送った。セルジオ・ペレスが木曜日に新型コロナウイルス検査で陽性と診断されたことで、レーシング・ポイントF1は土壇場で代役を決定しなければならなくなった。
レーシング・ポイントF1は、メルセデスとリザーブドライバーを共有しているが、ストフェル・バンドーンはフォーミュラEの参戦が控えているため除外され、元ザウバーでのチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグとエステバン・グティエレスが候補として浮上した。最終的にレーシング・ポイントF1は、昨年までF1に参戦し、かつてチームに所属した経験のあるニコ・ヒュルケンベルグを選択した。エステバン・グティエレスは、2016年からF1グリッドに並んでいない。当然、レースに出場することを望んでいたエステバン・グティエレスだが、同郷のセルジオ・ペレスを含めて関係者全員が活躍を祈っていると語った。「まず、同郷であり友人であるセルジオ・ペレスだけでなく、同様の状況にあるすべての人がすぐに回復することを願っている」とエステバン・グティエレスはTwitterに投稿。「今週末は走りたかった。僕はいつも準備ができているし、集中している。チームは僕をレースに参加させられるようにね」「受け取ったすべてのサポートメッセージにとても感謝している。今日、僕はメルセデスF1とトラックにいた。いつもチームとの責任においてコミットしている」「ニコ・ヒュルケンベルグとレーシング・ポイントF1が非常に成功した週末を過ごせることを願っている!自宅でグランプリを楽しんでね!」エステバン・グティエレスは、メルセデスF1のシミュレーター兼開発ドライバーであるだけでなく、フォーミュラEチームのリザーブドライバーも務めている。