バーニー・エクレストンが、毎年恒例となっているユーモラスなイラストが描かれたクリスマスカードを今年も用意した。昨年、リバティメディアがF1を買収し、もはやバーニー・エクレストンはF1の運営には関わっていないが、風刺の効いたクリスマスカードが今年も用意された。2018年のクリスマスカードの題材は、F1の運営に関してのようだ。F1の新しいボスであるチェイス・キャリー、FIA会長のジャン・トッド、そして、10名のチームプリンシパルがなんらかの共謀をしている。
正面では、レッドブルのクリスチャン・ホーナーが、メルセデスのトト・ヴォルフに何かを説明し、それを遠くからマクラーレンのザク・ブラウンが見守っている。その後ろでは、ウィリアムズのクレア・ウィリアムズとトロロロッソのフランツ・トストが、フェラーリのマウリツィオ・アリバベーネに何かを提案しているようだ。さらにその後ろではフォースインディアのオトマー・サフナウアーとルノーのシリル・アビテブールが話している方へハースのギュンター・シュタイナーが近づいており、ザウバーのフレデリック・バスールがオトマー・サウナウアーとシリル・アビテブールの会話をピットレーンから盗聴している。ピットガレージでは、2人のエンジニアが何かを囁いている影が描かれている。その全体のシナリオをチェイス・キャリーとジャン・トッドがフェラーリのピットガレージでコーヒーを飲みながら笑顔で眺めており、ほぼがら空きのグランドスタンドから二人のファンがメルセデスのF1マシンをフェラーリがリードしているレースを観戦し、「とにかくプロットを整理しろ!」とぼやいている。
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