バーニー・エクレストンは、フェラーリがセバスチャン・ベッテルに勝てるクルマを与えていないとして、4度のワールドチャンピオンを擁護した。バーニー・エクレストンは「フェラーリは、シューマッハとトッド以前の時代まで後退している」と Bild にコメント。「あそこには働いているイタリア人が多すぎる。イタリアに対して反感があるわけではないが、チームを成功を導くことは彼らのDNAにはない」
実際、フェラーリは厳しいシーズンを過ごした。シーズン中盤にジェームス・アリソンが離脱し、マッティア・ビノットがチーフテクニカルオフィサーに就任。2017年以降に備えてF1オペレーションに“徹底的”なリストラを行った。セバスチャン・ベッテルは、2016年の自暴自棄とも見えるパフォーマンスを理由にイタリアメディアから非難を受けた。メキシコGPでは、無線でチャーリー・ホワイティングに放送禁止用語で暴言を浴びせている。しかし、バーニー・エクレストンは、責任はフェラーリにあるとし、「彼が勝てないのは彼の失敗ではない。クルマとチームの失敗だ」とコメント。ニコ・ロズベルグの電撃引退後、セバスチャン・ベッテルはメルセデス移籍が噂されたが、バーニー・エクレストンはそのアイデアを嘲笑った。「セバスチャンのミッションはフェラーリだ。彼がまず彼らと一緒にチャンピオンシップに勝ちたいことはわかっている」
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