バーニー・エクレストンは、インテルラゴスを買収する可能性をほのめかしている。F1ブラジルGPは、2017年のF1カレンダーで暫定扱いとなっており、今後の開催が不安視されている。インテルラゴスの将来が疑問視されている理由について質問されたバーニー・エクレストンは「財政的な理由だ」と Globo Esporte にコメント。
先週、バーニー・エクレストンは、ブラジルの新大統領ミシェル・テメルと会談している。大統領との会談について質問されたバーニー・エクレストンは「非常にいいものだった。我々は一般的に問題について話をした。特別なものはない。良い訪問だった」とコメント。インテルラゴスの問題について質問されたバーニー・エクレストンは「彼は、我々が何を必要としているか、そして、我々が実現してほしいと思っていることをだいたいわかっている」とコメント。サンパウロの新市長ジョアン・ドリアはインテルラゴスを民営化したと語っており、バーニー・エクレストンが歴史的なトラックを買収する可能性が報じられてる。「彼がどのようにそれを売りたいか次第だ。私はビジネスをすることに関心はあるかもしれない」とバーニー・エクレストンはコメント。「彼らが他の誰かに売るのであれば、ここでレースを継続するのはより難しくなる」新市長に会う予定はあるかと質問されたバーニー・エクレストンは「いいや、ヨーロッパに戻る。だが、クリスマス前にはブラジルにいるだろう。そうだね、彼に会いたいと思っている」と述べた。一方、ジャアン・ドリア市長は、バーニー・エクレストンがインテルラゴスを買収する可能性があることを認めている。「我々は来週ブラジルでF1のオーガナイザーとミーティングを行う。彼らはもちろん我々の立場を知っている」とジョアン・ドリア市長は EFE通信 にコメント。「我々はバーニー・エクレストン、そして、コンソーシアムを作ってインテルラゴス民営化プログラムへ参加するための国際的なF1プロモーターの全てを招待している」インテルラゴスのビジョンについて質問されたジョアン・ドリア市長は「それは世界で最も現代的でレーストラックであるアブダビと同じだ」と答えた。