バーニー・エクレストンは、F1に新オーナーが誕生した後、自分が現在の地位に留まるかどうかはまだわからないと語った。先週、ジョン・マローンが率いるアメリカのメディア大手リバティー・グループが、CVCの持つF1株式を約8800億円で買収し、新たなオーナーとなることが確定的だと報じられた。
リバティー・グループから買収金の一部が今週にCVC払い込まれる予定だとも伝えられているが、ジョン・マローンは、F1運営にあたってニューヨークに拠点を置くエンターテインメント企業である21世紀フォックスで取締役を務めるチェイス・キャリーを新体制の重要なポジションに据えることを望んでいると言われている。この件について質問を受けバーニー・エクレストンは「新たな人物が参入を望んでおり、いろいろと口を出したいと考えていると思う。もし私がそうした雑音を気に入らなければ、私はアディオスと言うことになるだろう」と Daily Mail にコメント。また Timesには、「私がここに留まり、彼らを助けるための契約を結ぶようオファーを受けている」と述べた。「私がそうしたいと思うかどうかだ。そのうちわかるだろう」バーニー・エクレストンは、自分の理想的な後継者としてメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフの名前を挙げたと報じられているが、トト・ヴォルフはその可能性を否定している。関連:リバティメディア、F1買収を正式発表
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