バーニー・エクレストンの義母がブラジルのサンパウロで誘拐され、犯罪者が身代金1億2,000万レアル(約38億円)を要求しているという。ブラジルの Veja を含めたメディアは、バーニー・エクレストンの妻ファビアナ・フロシの母、アパレシーダ・シュンクが金曜日夜に誘拐されたと報じた。だが、詳細を報じおれとらず、地元警察でも報道内容は確認されてない。
フォーブス誌の長者番付によるとスポーツ業界で最も権力を持つ人物のひとりであるエクレストン(85歳)は、家族と合わせた資産価値31億ドル(約3230億円)とされる。バーニー・エクレストンは、2009年のF1ブラジルGPでファビアナ・フロシと出会い、2012年に結婚した。バーニー・エクレストンは、25年間連れ添った妻でクロアチア人のモデルのスラヴィカ・ラディチと離婚しており、若いブラジル人のファビアナ・フロシと結婚した。現在、二人はイングランドに住んでいる。ブラジルは10年前から誘拐がは多発しており、毎日のように数百ドルのために数人が誘拐されている。だが、特殊誘拐対策部門の設立などの警察による取り締まりにより、誘拐件数はかなり減少し、誘拐犯罪はかなり珍しくなっていた。しかし、ブラジルは、この一世紀で最悪の経済危機のさなかにある。