F1チームの代表は、今後のF1カレンダーを巡ってバーニー・エクレストンと衝突することになりそうだ。 2015年のF1カレンダーにはメキシコが加わることが明らかになっており、さらに2016年にはアゼルバイジャンとニュージャージーが追加されるかもしれない。この動きにより、現在19戦が組まれているF1カレンダーは22戦にまで拡大する恐れがある。
コンコルド協定では20戦がリミットとされているが、 Auto Motor und Sport によると、新たな商業合意では最大で22戦が許容されているという。 F1の商業権保有者にとっては、レースが増えればそれだけ収入が増加する。しかし、同誌は、F1チームにとっては21戦が財政的な限度であることが内部費用の計算で判明したと報じている。 ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「あまり多くのレースでシーズンを飽和させないように注意する必要があります」と述べた。 「スタッフにとってそれが何を意味するか、私たちにはわかっています。再構築が必要になるかもしれないことですし、このようなステップを踏み出す前には慎重になる必要があるでしょう」 モニーシャ・カルテンボーンが言及しているのは、おそらく各チームが有する現在の基本構造の変更だと思われる。レースが一定の数に達すれば、スタッフのローテーションやロジスティクスの再考を迫られる可能性がある。 フェラーリのチーム代表マルコ・マッティアッチ代表も「チャンピオンシップのレース数拡大で、我々にさらなる投資が必要になるのは明白だ。したがって、別の話し合いにつながるだろう」と同意している。
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