バーニー・エクレストンは、2015年からF1レギュレーションとして計画されて議論を呼んでいるセーフティカー後のレース再開をスタンディングスタートするというプランは廃案になるだろうと述べた。バーニー・エクレストンは、F1の観客数やテレビ視聴者数の減少を受け、ハンガリーでF1チームの首脳陣と会議の場を持った。
バーニー・エクレストンは、その会議でフラビオ・ブリアトーレが将来のF1人気の鍵だという結論が出されたとの見方を否定した。 「我々にはフラビオは必要ない。自分たちでやれる」とバーニー・エクレストンは Auto Motor und Sport に述べた。フラビオ・ブリアトーレに代わって人気回復のタスクを担う可能性があるのは、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーやメルセデスのトト・ヴォルフ、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長、フォース・インディアのビジェイ・マリヤといった面々であると同誌は伝えた。 バーニー・エクレストンは、抜本的な動きよりも“微調整”がプライオリティだと述べた。「過去数年にわたり我々が取り入れてきたような愚かで不必要なルールはあるべきではない。私は、エンジニアではなく、ドライバーの世界選手権を望んでいる」「我々は、細かい部分まで罰しないようにすでにスチュワードと話し合った。絶えず何ができて何が駄目なのかを聞いているようなドライバーではなく、互いにレースをするドライバーを望んでいるのだ」 最大のニュースは、2015年のF1レギュレーションに盛り込まれているルールの一つが取りやめになる見込みだということだ。 バーニー・エクレストンは「セーフティカー後のスタンディングスタートはない。ブダペストで目にしたもので十分だ」と述べた。