F1オランダGPの責任者ヤン・ラマースは、F1はサッカーのチャンピオンズリーグのように平日開催のスケジュールを検討するべきだと提案する。新型コロナウイルスの世界的な大流行にによって2020年のF1世界選手権は序盤9戦が延期・中止となっている。F1は安全な状況になり次第シーズンを再開し、今年後半に様々な方法でレースを詰め込もうと検討に入っている。
ダブルヘッダーやリバーストラックのレイアウトなど様々なアイデアが提案されているが、ヤン・ラマースは、なぜすべてのレースが日曜日に開催されなければならないのかと疑問を呈し、平日開催を提案する。「どうしてチャンピオンズリーグのように火曜日または水曜日の夜にグランプリを開催できないのだろうか」とヤン・ラマーズは NOSに語った。「必ずしも日曜日の午後にある必要はないし、平日にも開催できると思う。だが、その場合は週末をもう少し軽くして、開催国へのプレッシャーを少なくする必要がある」ヤン・ラマーズはまた、現在F1カレンダーに載っていない国々が1回限りの開催をする可能性があると示唆した。「今、ポルトガルのポルティマオのサーキットがF1ライセンスを突然受け取った。たぶん、その場しのぎでレースを組織できるだろう」現在の危機はすべての人々にとって試練となっているが、ヤン・ラマーズは、F1がすぐに適応するプロセスのなかでいくつかの大きな教訓を学ぶことができると感じている。「コロナ危機は、経済的にもスポーツ的にも、3ステップ後退するだろうが、2ステップ前進もするだろう」とヤン・ラマースは語る。「我々全員がこの状況から学んでいる。我々は突然できることも学んでいる。したがって、不利な点があるだけではない」
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