F1オランダGPの開催地となるザントフォールドのバーチャルオンボード映像が公開された。2020年のF1世界選手権ではマックス・フェルスタッペンの母国オランダでのグランプリが35年ぶりに復活。舞台となるザントフォールトでは5月の開催にむけて改修作業が進められている。
サーキットの最終コーナーには18度のバンク角がつけられる。これは9度のバンク角を備えるインディアナポリスの2倍の傾斜となる。2005年のF1アメリカGPでのミュシランの混乱を考えれば、このバンク角にピレリが神経質になることは明らかだ。「ピレリが心配しているという事実は、彼らが追加の仕事をしなければならないことを意味するだけであり、ザントフォールトをユニークなものにすることでもある」とF1オランダGPの責任者を務めるヤン・ラマースはコメント。「このようなバンク角のあるコーナーを有するサーキットは世界で他にはない。トップドライバーはすでにどのようなラインをとることができるか考えていると思う」