DTM 第6ラウンドの予選が、3日(土)ロシアのモスクワ・レースウェイで行われたが、前代未聞の理由で予選Q4がキャンセルになるという珍事があった。今年ロシアで初開催されることになったDTM(ドイツツーリングカー選手権)。予選はQ3まで順調に進められ、上位4名がポールポジションを争うQ4でのタイムアタックに備えていた。
しかし、まもなくQ4がスタートしようというとき、サーキット上空をロシアのウラジミール・プーチン大統領を乗せたプライベートジェットが通過することが判明。サーキット上空は2時間の飛行禁止が通達され、待機していたドクターヘリが飛べない状況になってしまった。そのためレースオフィシャルは、Q4をキャンセルすることを決定。Q3でのタイムに基づいて上位2列を決めることになり、トップタイムをマークしていたマイク・ロッケンフェラー(アウディRS5 DTM)がポールポジションを獲得した。
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