マックス・フェルスタッペンは、2024年に4度目のタイトルを獲得した後、F1チーム代表による毎年恒例の投票で4年連続でドライバー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。今年で7回目となるF1チーム代表によるドライバー・オブ ザ・イヤー投票。Formula1.comは、2025年の10チームの代表にに対し、個人ランキングは秘密にするという条件で、その年のトップ10ドライバーのリストを提出するよう依頼した。
投票結果は、現行のポイントシステム(25-18-15-12-10-8-6-4-2-1)に換算され、F1チーム代表がシーズンを通じて最もよい仕事をしたと思うドライバーのランキングを決定する。このランキングを7年間行ってきた中で初めて、ドライバーが満点のポイントを獲得し、チーム代表たちは満場一致でフェルスタッペンをトップに選出した。フェルスタッペンは4度目のドライバーズタイトルを獲得し、F1チーム代表者による投票でドライバー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。ランキング2位のマクラーレンのランド・ノリスは、昨年の順位を1つ上げて2位となり、フェルスタッペンとは72ポイント差となった。また、フェラーリのシャルル・ルクレールが表彰台を完成させた。ノリスがマクラーレンで初のワールドタイトルを獲得したことを祝ったオスカー・ピアストリは、1998年以来初のコンストラクターズチャンピオンシップを獲得したマクラーレンとともに、3つ順位を上げて4位となった。フェラーリでの4年目にして最後のシーズンをウィリアムズへの移籍を前に5位で終えたカルロス・サインツJr.は、1つ順位を上げた。ジョージ・ラッセルは3つ順位を上げて6位となった。ラッセルのメルセデスのチームメイトであるハミルトンは7位で、昨年のこの投票での順位から2つ下がった。ハースで素晴らしいシーズンを送ったニコ・ヒュルケンベルグは、8位で新たにエントリーした。このドイツ人は、10人のチーム代表のうち9人から票を集めた。フェルナンド・アロンソは、アストンマーティンにとって非常に厳しいシーズンとなったことを受け、7ランクダウンの9位となった。また、過去5レースで4回のポイントフィニッシュと1回の表彰台を獲得したピエール・ガスリーがアルピーヌから新たにトップ10入りを果たした。投票に参加したチーム代表者(アルファベット順)は、アレッサンドロ・アルニ・ブラビ、クリスチャン・ホーナー、小松礼雄、マイク・クラック、ローラン・メキース、オリバ-・オークス、アンドレア・ステラ、フレデリック・バスール、ジェームス・ボウルズ、トト・ヴォルフであった。F1チーム代表が選ぶ2024年のベストF1ドライバー