6名の現役F1ドライバーが参戦する『Race for the World』の第1戦が4月11日(土)に行われ、新型コロナウイルス対策のために3万3000ドル(約350万円)の募金が集まった。フェラーリのF1ドライバーであるシャルル・ルクレールが中心となって企画した『Race for the World』は、WHO(世界保健機構)の新型コロナウイルス救済基金への募金を目的として、10万ドル(約1000万円)の目標募金額を掲げている。
このシリーズには、シャルル・ルクレールの他に、ランド・ノリス、アレクサンダー・アルボン、ジョージ・ラッセル、アントニオ・ジョビナッツィ、ニコラス・ラティフィが参加する。シリーズは今週3晩にわたって行われ、1大会で2回のランダムトラックでの予選と25%距離レースが行われる。ルールと運転基準は緩和されている。レースの模様はそれぞれのドライバーのTwitchで配信された。第1戦はアブダビが舞台となったが、ロビーの設定に誤りがあり、全員がゴースト化するというアクシデントで再起動が必要となった。アレクサンダー・アルボンがポール・トゥ・ウィン、2位にレアルマドリードのゴールキーパーであるティボー・クルトワ、3位にはシャルル・ルクレールの弟であるアーサー・ルクレールが続いた。第2戦はシルバーストンが舞台となり、クリスチャン・ランドガードがポールポジションを獲得。優勝はアーサー・ルクレール、2位にクリスチャン・ランドガード、3位にルカ・サルバドーリが続いた。第2戦は4月14日(火)の午後6時(BST)に行われる。