2019年のF1世界選手権 第19戦 アメリカGPの決勝が11月3日(日)にオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた。レースでは、メルセデスのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウィンで今季4勝目となる優勝。2位に入ったルイス・ハミルトンが入り、自身6度目のタイトルとなる2019年のF1ワールドチャンピオンを獲得した。
優勝:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「まずルイスに心からおめでとうと言いたい。6回のチャンピオンシップ優勝は印象的な成績だ! 彼は強力なシーズンを過ごしたので、タイトルにふさわしい。全体的に上回っていた。ルイスはて手強いライバルだ。弱点がほとんどなく、ミスがほぼゼロで、とても一貫した走りをする。でも、僕は勢いをつけてきたので、来年は彼との接戦を楽しみにしている。僕とチームにとっては本当に良い週末だった。これまでこのトラックに苦労してきたので、1位でラインを越えるのは素晴らしかった。簡単なレースではなかった。スタートはよかったし、最初のスティントもよかったが、マックスをカバーするために2ストップ戦略に変更せざるを得なかった。1ストップ戦略はルイスの方が良い戦略なのではないかと少し心配した。本格的なバトルだったし、楽しかった。本当に攻めなければならなかったが、僕のペースはよかったので、終盤ルイスに追いつくことができた。トラックで良いバトルをして、彼を抜いて優勝した。戦わなければならないこのようなレースで勝つのは本当に良い気分だ」2位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「正直、今のこの気持ちを表現するのは難しい。至福という言葉でも表せない。さらにもっとすごいものだ。覚えている限り、一番厳しい1年間だった。とてもチャレンジングで、良いときも悪いときもあった。だから、今はいろいろな感情が駆け巡って、圧倒されている。本当に謙虚な気持ちになっているし、ファクトリーにいるみんな、ダイムラー・ファミリー全体、そして、ペトロナスの全員に本当に感謝している。全員がとても頑張ってくれたので、僕たちがやりたいことをできて、この成果を達成できたのは、本当に彼らのハードワークのおかげだ。このチームのために働くこと、そして今日のようなパフォーマンスを出せるプラットフォームがあるのは特権であり、名誉だ。ニキがいないことがとても寂しい。今日は彼も帽子を脱いでくれたことだろう。ニキがいなければ、僕はこれを達成することができなかった。彼は僕らの心の中にいる。レース後に両親を見つけ、父の笑顔を見た。それがすべてを物語っている。家族は最初から僕を応援してくれたし、僕が今日あるのは僕のために頑張ってくれたからだ。家族みんながここに来ることができてとても嬉しい。昨日は難しい1日だったので、今日はリカバリーしてチームのために1-2フィニッシュをしたかった。バルテリは素晴らしい仕事をした。彼に心からおめでとうと言いたい」3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「僕たちにとってはポジティブな週末で、3位でフィニッシュできたことをうれしく思っている。最後の数周でのイエローフラッグによって不利を被った部分があり、あればがなければ2位でフィニッシュできたと思っている。レース後に、フロアの一部が大きくダメージを受けていたことに気づいたけど、それがなければライバルに対してもっと戦えていたのではないかと思うと残念だ。良いスタートを決めてそのあとはボッタスについていこうとしましたが、彼らの方が全体的にペースがよかったようだし、マシンのダメージも考慮すると最終的に5秒差でフィニッシュできたことはいい結果だった。2ストップ作戦は正しい選択で、これが最速だと思うので、これ以外のストラテジーは考えられなかったと思う。ここのところ、いいかたちで前進ができているし、またライバルとの争いに戻ることができたのではないだろうか。ここからも難しい戦いになるけど、あきらめることはない。ハミルトンの6度目の戴冠はとてもすばらしいと思う。コンスタントに実力を出し続ける必要があるし、この実績は彼の実力通りのものだと感じている」4位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「本当に厳しいレースだった。特にフロントタイヤの感触がよくなかった最初のスティントはきつかった。グリップを見つけるのが難しかったsi、何が起きたのか正確に調べなければならない。他の2スティントは少しましだったけど、それほど良くはなかった。ライバルたちが速すぎた。だから今日の僕は孤独なレースだった。両マシンとも完走できなかったのはチームにとって残念だった。タイトルを獲得したルイス、おめでとう。彼は素晴らしいチャンピオンでタイトルにふさわしい」5位:アレクサンダー・アルボン(レッドブル)「今日は自身のベストを尽くすかたちで5位でフィニッシュし、僕にとって初めてのアメリカでの最終日を楽しむことができた。スタートはよかっただけに1コーナーでの接触には少しフラストレーションを感じた。もう一度確認する必要はあるけど、両側を挟まれて明らかに行き場のないかたちだったので、難しい状況だった。だれの責任でもないと思うし、これもレースの一つだけど、結果的には縁石に乗り上げてフロアとフロントウイングにダメージを負った。そこでピットインしなくてはならず、多くの時間を失ったためにいろいろな部分を妥協せざるを得なくてはならなかった。そうでなければ、ルクレールと4位を争うことができたかもしれないと思っている。普通のレースではなくなってしまったけど、それでも最後尾から追い上げるかたちでオーバーテイクをいくつも決めることができたので楽しいレースだった。フロアのダメージとセーフティカーが出なかったことを考えると、いいかたちでポジションのばん回ができたと思っている」6位:ダニエル・リカルド(ルノー)「今年は多くのとても楽しいレースがあったけど、このレースも間違いなくその1つだ。僕たちは1ストップを予定していたし、2ストップのライバルたちが最後に追いついてきそうだったので、少し不安だった。2台のマクラーレンを倒すという目標が達成できてとてもうれしい。良いレースだったし、ペースも良かった。ランド(ノリス)とのバトルは楽しかった。スタートでは何度か彼をパスした後にやり返されたし、終盤ではプレッシャーをかけてきた。僕は6位を守り、ニコ(ヒュルケンベルグ)もトップ10に入ったので、チームとして多くのポイントを...
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