2019年のF1バルセロナテスト2回目が2月26日(火)に初日を迎え、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録した。ホンダ勢はピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)が2番手タイム、アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)は6番手タイムで初日のセッションを終了。ホンダのF1エンジンは2台合せて239周を走り込んで高い信頼性を発揮した。
一方、メルセデスとフェラーリには信頼性トラブルが発生。フェラーリは午前中に冷却システムのチェックのためガレージ作業を続け、午前中で最少の29周の走行に留まった。メルセデスは、午後の開始直後に午後のセッション開始直後に油圧のトラブルでパワーユニット交換を強いられえ、残り7分でようやくコースに復帰。午後の走行を担当したバルテリ・ボッタスは残り7分でようやくコース復帰。7周しかできなかった。メルセデスは、は“球根”状のノーズ、改良版のフロントウイング、サイドポッド、フロア、エンドプレートなどを含めた空力アップデートを投入している。1番手:ランド・ノリス (マクラーレン)「全体的に良い一日だった。期待していたほど多くは走り込めなかったけどね。先週から、少しクルマを改善できている。特にロングランが良くなっているし、正しい方向に進んでいる。ポジティブだ。これを続けていくことが重要だ。全体的にさらに準備を進められることができたと思う。クルマに乗るのは木曜日の最終セッションだけなので、メルボルンまですべてを整えていきたい」2番手:ピエール・ガスリー (レッドブル)「今日は一日で多くのことをこなしたけど、重視したのはマシンの挙動を理解することだった。チームにとってはたくさんの空力テストとアイテムの評価を行うことができいたけどど、僕もマシンをさらに快適に乗りこなすことができるようになった。周回ごとによくはなったものの、まだたくさんの課題が残っていると思う。ペースは悪くはないと思うけど、さらに自分たちのことに集中し、各日に用意したプログラムを着実にこなさなければいけないと思う。多くの走行距離も稼ぐことができ、計画通りに遂行できているので、今のところはポジティブなテストにできているのではないだろうか。ポテンシャルは確実に感じているので、できることに全力を注ぎ、引き続きチーム一丸となって努力していきたいと思う」3番手:ランス・ストロール (レーシングポイント)「ここまでで最もスムーズなテストデーだったし、貴重なマイレージを稼くことができた。クルマの感触は良いし、正しい方向に進んでいると思う。このような時間は自信をつけて、新車でグリップを得られるようにすることが重要になってくるけど、新しい環境に慣れることも重要だ。ガレージのクルーとも本当にうまく仕事ができている。みんな素晴らしい人たちだし、全員が懸命に取り組んでいる。今日はいくつかタイヤで走り、様々なテストアイテムを試した。ガレージの雰囲気は良いし、今日の自分たちの作業には満足している」4番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「忙しい午後だったけど、午前中に失ったラップは埋め合わせることができいたので良かった。僕たちはクルマを理解しようとしているところだし、様々なセットアップを試している。今日の午後はさらに情報を得られるように初めてスーパーソフトコンパウンドを試した。僕らたちにとってはここからの数日が重要だ」5番手:アントニオ・ジョビナッツィ (アルファロメオ)「今日も生産的な一日にだったし、テストの2週目をポジティブなカタチでスタートすることできた。99周を走り込めたし、クルマの感触もいい。僕たちが成し遂げている進歩には満足している。現場で過ごす一日一日を通してチームとして自分たちの強みを学び続けているし、このまま進めていこうとやる気になっている。木曜日にまたクルマに乗るのを楽しみにしている」6番手:アレクサンダー・アルボン (トロロッソ)「今日は悪くなかったと思う。朝に問題が見つかり、出だしは少し遅れてしまったけど、すぐに挽回し、多くの周回を走ることができた。午後のセッションでは大きく前進することができた。マシンについて多くのことを学び、ロングランでの挙動も把握できたので、明日は今日得た成果を活かせればと思う。僕自身まだマシンに慣れている途中で、勉強しなくてはいけないこともいくつかあるけど、チューニングして合わせ込んでいけると思う。高速時のマシンコントロールやレース中の『いつプッシュできるか、できないか』の見極めも、これからもっと走ればつかめてくると思う。マシンにとってなにがベストか、そしてあと数週間でやってくる僕の初レースに向けて着実に準備ができたセッションになった」7番手:シャルル・ルクレール (フェラーリ)「今朝は予定していたよりかなり少ない周回数だったけど、今後数日間で失った作業を埋め合わせられると確信している。今日は路面コンディションが初回のテストとは少し違っていたので、それに順応するのに少し時間がかかった」8番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)「多くの周回数を走り込めた良い一日だった。トラブルフリーな一日を過ごせたことにも本当に満足している。何の問題もなく丸一日走れることができたので満足だ。このようなカタチで1週間をスタートさせることができてよかった。これくらいの周回数を走れたのも良かったし、クルマに信頼性があることにも満足している。クルマの感触はいい。様々なタイヤでロングランを走ることもできた。全体的に本当にポジティブな一日だった」 9番手:ジョージ・ラッセル (ウィリアムズ)「良い一日だった。僕たちのプランはできるだけ多くのラップを走り込んで、トラブルがないようにすることだったし、その通りにできた。軽い燃料や重い燃料でクルマについて多くのことで学んでいるから、今後数日で前進するための良い方向性をもたらしている。全体的に今日のような一日を過ごすことができて本当にホッとしているし、望んでいた通りにテストプランを完了することができた」10番手:ダニエル・リカルド (ルノー)「今日は良いマイレージを稼ぐことができた。長めの走行で周回数を重ねて、いくつか空力テストも完了できた。僕にとってクルマを学んで知識を造り上げていくためにも数時間クルマに座っていられるのは良いことだ。ニコも午前中に多くの周回数を走り込んでいたし、今日はどのチームよりも多くのマイレージするを重ねることができた。そこはポジティブ...
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