2018年のF1アブダビテストは、多くのドライバーにとって2019年の新チームで仕事を始める機会となった。2019年のF1世界選手権はグリッドが大きく様変わりする。今年と同じドライバーラインナップを継続するのはメルセデスとハースだとなり、6名がチームを移籍、4名がF1フル参戦デビュー、2名がF1復帰を果たす。
F1アブダビテストでは、ルノーに移籍するダニエル・リカルド、トロロッソ・ホンダからF1デビューを果たすアレクサンダー・アルボンを除いたドライバーたちが2019年のチームでテストを行った。キミ・ライコネンは2001年にF1デビューを飾ったザウバーに復帰。フェラーリとの契約が残ってるためか、走行を担当した初日はホワイトの無地のレーシングスーツを着用。ガレージで見える笑顔が印象的だった。キミ・ライコネンに代わってフェラーリに加入するシャルル・ルクレールは、2日間の総合トップタイムを記録するパフォーマンスを披露している。ピエール・ガスリーはトロロッソからレッドブルに移籍。ブルーからネイビーのレーシングスーツに着替え、ヘルメットもトロロッソカラーではなく、以前のカラーリングに似たものを用意していた。カルロス・サインツはレッドブルからマクラーレンに完全移籍。これまでヘルメットに掲載されていたレッドブルのロゴが消えているのが印象的だった。F1復帰を果たすダニール・クビアトはオールブラックのヘルメットでテストに参加。ウィリアムズで初走行となったF2王者のジェージ・ラッセルは堂々とした仕事ぶりをみせた。ランス・ストロールはまだ移籍が発表していないものの、フォースインディアのレーシングスーツを着用してテストに参加。2日目に3番手タイムを記録している。F1復帰を果たすロバート・クビサ(ウィリアムズ)、F1デビュー組のひとりであるランド・ノリス(マクラーレン)、初のフル参戦となるアントニオ・ジョビナッツィ(ザウバー)はすでに今季のフリー走行でマシンを走らせているため目新しさはないものの、正ドライバーとして新たなスタートを切った。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "J2MXNxZzE6Oizv08iOE5C_cvhDRgms5O");});関連:2019年 F1ドライバー・ラインナップ
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