2018年の最後のインシーズンテストとなるF1ハンガリーテストが31日(火)にブダペストのハンガロリンクで1日目を迎えた。残り90分で雨が降ったことで多くのチームが最後のパフォーマンス走行を実施することができなかったが、フェラーリのテストを担当したアントニオ・ジョビナッツィがハンガロリンクの非公式コースレコードを記録してタイムシートのトップに立った。
1番手:アントニオ・ジョビナッツィ (フェラーリ)1分15秒648/96周「バルセロナの若手ドライバーテストでクルマを試しているけど、劇的に改善していると言わなければならない。大きなステップだ。前回は5月だったけど、今は7月末だ。大きなステップだったし、クルマからこのような改善が見られるのは本当に良いことだ。チームとドライバーをクルマを改善させるために素晴らしい仕事をしていることを示している。僕のメインプログラムは午前中に何度かロングランを実施し、午後には予選ランを行った。雨が降ってきて、プログラムの最後の多くのロングランに遅れが生じた。僕とチームににとってポジティブで良い一日だった。これは本当に重要なことだ。良い仕事をして、自分がタスクを遂行できることを示すことが目標だった。でも、プレッシャーは感じていないし、ポジティブなテストができた。満足している」2番手:マーカス・エリクソン (ザウバー)1分18秒1558/95周「生産的なテストデイだった。突然雨が降ったことで短い中断があったけど、予定していたプログラムをほぼ完了できた。幸いなことに天候が変わる前にメインパートをなんとか終えることができていたし、あまり影響は受けなかった。いくつか興味深い結果が得られたし、シーズン後半のために異なるセットアップオプションを試すことができた。これから結果を分析して、そこから学ばなければならない。シーズン前半の締めくくりとしてはポジティブだった。今は小さな休憩をとって、今後のレースのためにバッテリーを充電するときだ。でも、一週間もすればクルマに戻るのが待ち切れなくなるだろう。シーズンのベストトラックのひとつであるスパ・フランコルシャンに戻ってドライブするのは素晴らしいことだ」3番手:ブレンドン・ハートレー (トロロッソ・ホンダ)1分19秒251/126周「午前中は全チームで最多の94周を走行したけど、非常に暑い中でのセッションだったので、かなり体にこたえたね! 午後もそれなりに忙しいセッションとなり、最終的には126周を走ったけど、想定外の雨によりテスト項目をすべて消化するには至らなかった。雨が降ったことは残念だったけど、それでも全体としては前向きなテストだったと思う」4番手:ランド・ノリス (マクラーレン)1分19秒294/107周「今日はクルマに戻れて本当に楽しかった。特に初めてのデビューから1年だからね。一日の3/4は本当にいい感じだった。たくさんのテストを行った。かなり多くの空力走行をしたけど、同時に本格的な走行も十分にできたし、クルマに良いフィーリングを掴むことができた。雨が降るまではね! 雨でちょっと遅れが生じてしまったし、明日のテストに持ち越さなければならないことがいくつかある。雨の中でF1カーをドライブしたのは初めてだったし、ウエットでF2とF1の違いを感じることができたのは良かった。F2もトリッキーだけど、F1カーは馬力の多さによってとても難しかった。同時にF2よりもグリップが高いので、ドライと同じように別次元だった。雨でのコーナリングスピード、ブレーキパフォーマンスは予想よりもはるかに優れていたし、考えていたよりもクルマを信頼することができた。あっという間にウエットになったので出ていく前はちょっと緊張したけどね! ウエットでもフィーリングは良かったけど、とても素早く乾いていった。今日は基本的にすべての転向を経験できたし、107周走れたので本当にポジティブだった」5番手:ジョージ・ラッセル (メルセデス)1分19秒781/49周「メルセデスF1カーにまた乗ることができて素晴らしい気分だった。スピード、パワー、ダウンフォースはとにかく完全に別次元だし、午前中に乗り込んですぐに笑顔が止まらなかった。残念ながら、午後に雨が降ったのと午前中にいくつか小さな問題が発生したことで予想していたほど多くの走行はできなかった。それでも僕にとっては本当に良い一日だったし、チームはいくつかのことを学べたと思う。それが重要なことだと思う。今は明日を楽しみにしている」6番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)1分19秒854/125周「今日は良い作業ができた。多くのロングランをして多くのデータを収集できたし、いくつかセットアップ変更もできたのでチームにとって良い一日だった。多くのレーキや空力パーツをつけて走行したし、いくつかのことに試していたのはわかっているけど、正直、詳しいことはあまりわかっていない。2019年のピレリのテストタイヤを使っていたのはわかっているし、感触はかなり異なるものだったので、どうなるか見てみよう。かなり忙しい一日だったし、多くのラップを走り込めたので、とりかえず仕事を終えたと言うことについてそれほど悪い気分ではない。これから休みだ!」7番手:ニコラス・ラティフィ (フォース・インディア)1分19秒994/103周「とても生産的なテストデーだったし、多くの周回数を走り込んで、走行毎に自信を深めることができたことに満足している。僕たちのプログラムの大部分は2019年の新レギュレーションをベースとした新しい空力パーツを中心に組み立てられていた。それらがクルマでどのように機能しているかを感じて、チームのためにデータを収集するのは興味深かった。午後は雨に降られて、計画していたハイパーソフトでのパフォーマンス走行という楽しいパートができなかった。それを逃してしまったのはちょっと残念だけど、時々起こることだ。それでも今日の自分のパフォーマンスには満足しているし、またすぐにクルマに戻れることを楽しみにしている」8番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)1分20秒826/63周「午前中のクルマへの作業は良かったけど、午後はあまり生産的ではなかった。時にはそれもテストの性質ではあるし、レース中よりもテスト時にこのような影響が出た方がいい。今の僕の焦点はしっかり充電して最高のコンディションでスパに戻ることだ」9番手:オリバー・ローランド (ウィリアムズ)1分20秒970/65周「全体的にうまくいったと思う。雨が降ってきた最後にもう少し走りたかったけど、天...
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