2日間にわたってバルセロナで実施されたF1インシーズンテストが終了した。最終日のトップタイムは、ロータスを走らせたジョリオン・パーマーが記録。ザウバーを走らせたラファエラ・マルチェロのクラッシュはあったものの、各チームが精力的に周回を重ね、プログラムをこなした。
パスカル・ウェーレイン (メルセデス)「今日は本当に良い一日だった。このクルマを走らせるは2度目だが、いつも感銘を受ける。特に昨日、自分にとって最大の失望を味わった後だからね。まだ100%の状態ではないけど、だいぶ良くなっているので、走れてラッキーだった。昼前に何度かロングランを走り、かなり多くののラップを走れたのでよかったと思う。もう一度クルマに慣れなければならなかったからね。でも、開始時から感触は良かった。メルセデスのパワーユニットは信じられないくらい凄いし、シャシーもそうだ。本当に優れたバランスだ。冬季テスト中にドライブして以来、いくつか変化が加えられていると感じた。チームが必死に頑張っているのは確かだし、懸命に開発に取り組んでいる。間違いなく前進しているし、ステアリングを握るすべての時間が愛おしいね!」 アレックス・リン (ウィリアムズ)「今日までかなり興奮していて、昨夜はあまり眠れなかった。物凄い一日だったし、FW37のステアリングを握れて最高にうれしい。かなり重要なスケジュールをこなせたと思う。多くの周回数を重ねることもできた。チームは僕のパフォーマンスや作業に満足してくれているし、全体的に本当にポジティブな一日だったと思う」 エステバン・グティエレス (フェラーリ)「僕たちの作業は今後のレースを目的にしたもので、ドライバビリティ、空力、セットアップなど、様々な部分を調べた。かなり多くの周回を重ねられたし、赤旗による中断はあったけど、本当に生産的な一日だったことは間違いない。中断によるロスタイムも埋め合わせられたし、予定していたプログラムは全て完了することができた。新しい空力パッケージを検証することに注力し、なんとかやり遂げられることができた。前回のレースでは僕たちが使った新しいソリューションに対して、クルマのセットアップをいかにうまく合わせ、改善していくかを理解するのがポイントだった。その点はやれたと思う。初めてSF15-Tをドライブしたけど、本当に興奮した。とてもフィーリングはいい。マラネロに戻って、このデータをシミュレーター作業に移行するのをとても楽しみにしている」エステバン・オコン (フォース・インディア)「今日はドライブするチャンスを得られて本当に嬉しいし、今日の出来にはとても満足している。F1マシンで経験を積むるのは本当に素晴らしいことだし、このクルマやチームについてとても多くのことを学んだ。たくさんの作業に取り組んだけど、メインは空力面だった。予定していた作業はほぼ全て完了させた。チームはかなり良いフィードバックをくれたので、一日を通して、走る毎に一歩一歩、成長できたと思う。またすぐにF1マシンを走らせるチャンスがあるとことを願っている」カルロス・サインツ (トロ・ロッソ)「今日のプランは、主にロングランに集中し、燃料が重い状態のクルマについて学べることを見つけ出そうとした。このサーキットでのグランプリ週末を通して、燃料が多い状態での走行が僕たちの一番の弱点だったからね。126周を走り込み、いろんなことを学べたから、今後のレースに向けてこれを最大に生かしていかなければならない」ジョリオン・パーマー (ロータス)「プレシーズンにテストをした場所だし、FP1で走ったバルセロナで1日を通してクルマに乗って、生産的なテストができたことは本当に嬉しい。チームとして、クルマのセットアップに関してかなり進歩できたと思うし、自分自身もクルマに乗る毎に成長できている。多くのプログラムや評価作業に取り組んだし、僕にとっては最高の一日になった」ラファエレ・マルチェロ (ザウバー)「午前中はスケジュール通りにスタートしたけど、インシデントでストップしてしまい、プログラムに影響が出た。チームは完璧な仕事をして、たった2時間でクルマを元通りに戻してくれた。クルマの準備が整った後は、プログラムはスムーズに進んだし、午後は堅実で素晴らしいテストができた。今後のレースに向けて、集めたデータや情報についてはポジティブに考えている」 関連:F1 バルセロナ インシーズンテスト 2日目:ジョリオン・パーマーがトップ
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