2015年のF1バルセロナ公式テストの3日目が終了した。テスト3日目は気温の低いコンディションとなったが、ロータスのパストール・マルドナドが初日に続いて最速タイムを記録。マクラーレン・ホンダは、再びMGU-Kシールのトラブルに見舞われ、わずか24周の走行に留まった。
ルイス・ハミルトン (メルセデス)「昨日と同じように感覚的には良い日々を過ごせている。まだ100%の状態ではないは確かだし、今夜自宅に戻って数日間はゆっくり眠って過ごすのが楽しみだよ! 体力的にはきつい1日だった。でも、来週にはちゃんと良くなって、もっとパワフルになって戻ってこなければならない。今日は101周を走れたし、良いタイムも出せたから満足している。現場のみんなもファクトリーのみんなも僕たちができるだけ多くの周回数を重ねられるように本当に懸命にに頑張ってくれているので、とても感謝している。クイックラップは求めていない。とにかくセットアップを変えながら走っている。もし天気が良くなっていればもうちょっと走り込めただろうけど、いぜれいせよ今日はやりたかったことは全てできた。いろんなことを考慮しても今日は最高の一日だった。今の最大の問題はタイヤを適切に機能させることだ。タイヤの熱入れは問題ないけど、作業ウィンドウに入っていないように思える。気温が上がればもっとうまく機能するようになることを願っている。マシン自体は堅実だし、信頼性にも優れている。改善できる部分はあるけど、一度に一歩しか進めないし、これまでのステップは全て前進につながっている。後退はしていない。とてもポジティブだ」ダニール・クビアト (レッドブル)「今日はたくさんの学んだ。昨日のダニエルに続いて今日も多くの周回を走り込めたことは良かったと思う。このような一貫性のある走りは本当に役立つし、とても励みになる。自分たちのポジション知るのは難しい。初戦が近づいてきてはいるけど、予想するには早すぎる。まだ仕事を始めたばかりだ。クルマは日毎に良くなっているし、今日のように非常に生産的な一日を過ごすことが本当に重要だ」フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)「午前中に数ラップを走ったけど、僕の視点から何かを得るのは難しいかった。今日のプログラムはピットストップの手順を練習することだった。グランプリでは常に重要だからね。チームの準備を整えることはポジティブだし、ドライバーにとってもチームがどのように想定しておくべきかを知るために練習を積むのは良いことだと思う。素早くやらなければならないし、練習あるのみだ」 バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)「一日をかけてピットストップを練習するプログラムだった。残りのラップはオールドタイヤを履いていたので、きちんと走れたのは路面がかなり冷えていた終盤だったので、感触を得るのは難しかった。ピットストップの手順を練習できてチームにとっても僕にとっても良かったと思う。オーストラリアまであと数週間しかないし、レースのあらゆる部分の準備を整えておかなければならない。毎回のストップが重要だし、きちんと備えておくのはいいことだ」 セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「今朝はまだちょっと目が覚めてなくかったし、冷えたタイヤでピットを出たらスピンしてしまった。せめて僕にできることはクルマから砂利を取り除くのを手伝うだけだったよ! その後は信頼性の作業を中心に周回数を伸ばしていった。それほど多くの問題を抱えることなく走れているけど、他のみんなと比較してポジションがどうかと聞かれても答えるのは難しい。自分たちのクルマを理解しようと一日一日作業していくしかない。基本的には僕もキミもハンドリングには満足しているけれど、まだやるべきことはたくさんある。今日のコンディションは誰にとっても難しかったと思う。寒いと路面がかなり滑りやすいからね。ガレージで会長と会えてよかった。彼のサポートには満足している」 ジェンソン・バトン (マクラーレン)「昨日はもっと多くのマイレージを稼げていたし、データもたくさん集められたので、悪くはなかったけど、今日はトリッキーだった。ツイてなかった。木曜日に発生してものと同じようなトラブルに見舞われた。MGU-Kのシールに不具合が発生した。なので、午後は空力テストとピットストップの練習に限られた。すべて順調に走れたとして、クルマがどの程度のポジションになるのか今もまだコメントすることができない。僕はトラブルを抱えることなくきとんと走ったことがないからね。でも、クルマに駄目なところがあるとは思っていないし、ドライバビリティに突出した問題があるわけでもない。クルマに乗ればすべていい感じだ。早めにトラブルが解消されることを願っている。でも、明日もちょっと難しい一日になりそうだ。今は改善しなければならないところがたくさんある。でもまだ5日間のテストがあるし、良い5日間を過ごせることを願っている」 パスカル・ウェーレイン (フォース・インディア)「サプライズのあった木曜日に続き、またクルマに乗れて本当に嬉しいし、そのおかげで素晴らしい一日を過ごせた。自分が慣れ親しんだものとはまったく異なるクルマに乗ると何もかもが新しい。クルマの感触はもちろんだし、ステアリングホイールのボタンやダイアルもそうだ。今日は木曜日の経験がとても役に立った。この2日間でとても多くのことを学んだし、成長できたと思う。僕が仕事をしやすいようにチームがかなり手助けしてくれた。みんなが最初から暖かく迎えてくれたし、働きやすいようにしてくれた。雰囲気は最高だ。今日の作業はセットアップに焦点を当てていたけど、長めの走行も走ることができた。良い作業になったと思う。将来のさらなるチャンスを楽しみにしている」 マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ)「良いセッションだった。1日で100周以上を走ったのは初めてだ。作業リストには多くの項目があり、それをこなしながら午前中は少し速いラップも走った。クルマの感触は本当にいいし、一歩ずつクルマを改良できているように思う。ヘレスでの最初のテストと比べると、より自信がついたと思うし、クルマに乗っても落ち着いていられる。この仕事のあらゆる局面を学び始めている。今は来週この場所で実施される最終テストに向けて、エンジニアたちがどういうものを持ち込むのかを見るのを楽しみにしている」パ...
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