ポール・ディ・レスタは、F1復帰を諦めていない。昨年末、フォース・インディアのシートを失ったポール・ディ・レスタは、かつて参戦していたDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に戻り、メルセデスを走らせている。メルセデスのF1チームでリザーブドライバーを務める可能性が取り沙汰されていたポール・ディ・レスタだが、今はDTMで進歩することに集中していると語る。
F1に転向する前にDTMでチャンピオンを獲得しているポール・ディ・レスタは「DTMに戻ってきたときには、すぐにトップに行けるかもしれないと思っていたけれど、そうならなかったのは明らかだ。今の時点では、望むような位置につけられていない」とコメント。「2015年のプランを話すにはまだ早すぎるし、僕はDTMでもっと良い結果を出して、自分にできる形でメルセデスを助けることに専念している」「でも、またF1でシートを獲得できるとポジティブに考えているし、それどころか、前よりも決意を固めている」 「決定は僕の方でできるものではない。でも、僕は安定した良いパフォーマンスを残したし、疑いなく、それを足がかりに進んでいけると思っている」