ポール・ディ・レスタは、2014年にF1に残留する可能性は低いと認め、現実的な選択肢として残されているはザウバーだけだと述べた。今季半ばに成績が低迷して以降、ポール・ディ・レスタの将来は不確実となっており、フォース・インディアが2014年のドライバーの1人としてニコ・ヒュルケンベルグと契約したことを発表したことでさらなる打撃となった。
ポール・ディ・レスタは、今でもフォース・インディアとは交渉しているが、セルジオ・ペレスとの話し合いが発展した状態にあるため、望みは薄いと述べた。「数日おきにフォース・インディアから連絡は来る」とポール・ディ・レスタは Press Association Sport にコメント。「興味があるのかもしれないし、ないのかもしれない。彼らはセルジオ・ペレスと交渉しているはずだ。僕はドライブできない可能性の方が高そうだ」中団チームで2014年のラインアップを発表していないのはほかにザウバーのみ。だが、18歳のロシア人ドライバーであるセルゲイ・シロトキンと、エイドリアン・スーティル、エステバン・グティエレスが熾烈なシート争いを繰り広げている。ポール・ディ・レスタもマネジメントを通じてコンタクトを取ったというが、話はあまり進んでいないと述べた。「リアルな可能性が少しでもあるチームはザウバーだけだ」とポール・ディ・レスタはコメント。「でも、彼らとは僕のマネジャーがちょっと話をした程度だ」フォース・インディアでF1デビューする前、ポール・ディ・レスタはドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)のチャンピオンだった。ポール・ディ・レスタは、2014年のDTM復帰に向けて古巣であるメルセデスチームと交渉中であることを明かした。関連:2014年 F1ドライバー・ラインナップ