ポール・ディ・レスタは、2012年にチームメイトとなるニコ・ヒュルケンベルグの加入がフォース・インディアに新たな活気を与えていると述べた。何カ月にも及ぶ推測の後、フォース・インディアは12月16日に2012年のポール・ディ・レスタのチームメイトとしてニコ・ヒュルケンベルグを起用することを発表。2010年にウィリアムズでF1デビューを果たしたニコ・ヒュルケンベルグは、昨年フォース・インディアでリザーブドライバーを務めていた。
ポール・ディ・レスタは、エイドリアン・スーティルがチームを去るのは悲しいが、若く、有望なドライバーラインナップがチームの前進を後押しするだろうと考えている。「エイドリアンは5年間チームにいたし、速いドライバーだ。遅いドライバーはF1にはいられない」とポール・ディ・レスタはオートスポーツ・インターナショナル・ショーでコメント。「彼はフォース・インディアの重要な一員だった。でも、上層部はニコを加入させるという決断をしたし、刺激的になるはずだ。ドライバーラインナップという点では若いチーム(25歳と24歳)だけど、チームに活気を与えるはずだ」「僕たちは良いチームメイトになり、一緒に協力していく必要があるけど、トラック上ではお互いに刺激し合える競争的な面もある。そうできない理由は見当たらないし、僕らはサポートしあえるはずだ」「僕たちには同じような経験があるので、テリトリーは平等だし、うまくいくと思う。僕たちはすでに一緒に作業しているし、チームにアイデアを出して、昨年よりも改善させようとしているし、それが受け入れられている」ポール・ディ・レスタは、サハラ・グループによる新たな投資と自らの初年度の経験が、フォース・インディアのコンストラクターズ5位獲得に役立つと考えている。「チームはサハラの投資によりさらなるステップを遂げているし、バックグラウンドでゆっくりとチームの競争力を増していくと思う。すぐではないかもしれないけど、チームは将来について興奮しているし、コンストラクターズ5位を達成できることを期待している」「2年目は経験も役に立ってくれるはずだ。今年は何が変化して、何を探るべきか、どのように完璧なバランスを得ればいいかをわかってグランプリに望める。彼らは裏の裏までわかっているので、そのようなドライバーに対してわずかでも優位に立つのはとても難しい」「常に学ぶことができるものだし、常にミスもある。それを決断のベースとして効果的に利用することが重要だ。厳しいレースもあれば、楽なレースもある。くじ運のようなものでもある。そのようなことが起こったときに運の要素をものにできなければならないというのが僕の意見だ」
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