ルーカス・ディ・グラッシは、ヴァージンとともにグリッドの後方に沈んではいるが、今年のF1デビューに満足していると主張する。昨年ルノーのリザーブドライバーを務めていたルーカス・ディ・グラッシだが、解雇されたネルソン・ピケJr.のシートを獲得することはできなかった。ピケJr.のシートはロマン・グロージャンが獲得し、2010年はロシア人のペイドライバーであるヴィタリー・ペトロフが座った。
「F1は必ずしも才能が全てというわけではないんだ」とルーカス・ディ・グラッシはコメント。「自分ではどうすることもできない政治や決定がある」ルーカス・ディ・グラッシは、信頼性とペース不足に苦労しており、これまで全戦で予選でチームメートのティモ・グロックの後塵を排しているが、失望はしていないと主張する。「F1での経験がないので、なにも持っていない」「僕は正しい道筋を辿っているので、キャリアの進展には満足している」ディ・グラッシは、ヴァージンのようなチームはF1ドライバーとして成長するために適した場所だと主張する。「全員が学習フェーズにいるので、いくらかミスをすることもできる」